氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

今日の「おじさんぽ」※明日以降があるかは未定

自宅療養とて一日中、横になっていては身体が鈍る。ましてや暦を覆す強烈な残暑だ。いくら風通しが良いとはいえ、エアコンの無い部屋で扇風機1台では蒸し焼きになる。

 

娘たちはといえばエアコンが効いた涼しい部屋で、各々が各々のタブレットスマホYou TubeやTik Tokを楽しんでいる。「遊びにいけよ」と言うにも言い難い酷暑なのでそれも仕方がないか。本来ならば残す所数日で夏休みも終了するところだが、例によって例の如く延長せざるを得なくなった。この日、岐阜市の最高気温は35.4℃だったらしい。

 

熱は熱をもって制せ、と言ったのは自分が知る限り自分だが、暑いからといって自宅の中に閉じこもってばかりいたら体温調整もままならぬ。それになにかと運動不足に陥ることとなるだろう。

 

「おい、お前ら。買い物に行くぞ」

「いってらっしゃーい」

「はい、いってきます、じゃねぇって。一緒にいくぞって言ってんの」

「ん~、遠慮しとく」

「私もパス」

 

結局、一人で出かけることにした。ま、そりゃそうだわな。これだけ暑けりゃ外に出たくはないだろうし、専門家だったらそれを推奨することだろう。

 

車で行こうかとも思ったが、それも面倒なので歩いていくことにした。どちらが面倒かは賛否両論あるかと思いますが、考えてみたら運動不足の解消が目的なので当然、歩いていきますわな。こうして「おじさんぽ」は始まった。なんだ、走るんじゃねぇのかよって?君等は鬼か。

 

道すがら見かけた田んぼも既に青々としている。まるで緑の絨毯だ。

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足を踏み入れてみたい衝動に駆られるが、心にぐっと押し留めて先へ進む。しかし、暑い。あ~、こんな時こそカエルになりたい。なんなら前世占いのカッパでも可。しかし、西日の厳しさは頭の皿をも乾かす勢いだ。

 

せっかくここまで来たんだ。買い物を済ませると帰宅にはちょっと遠回りをして板屋川にまで行ってみよう。桜並木の木陰で多少は涼を取りながら散歩出来るに違いない。と思ったらあーた、葉っぱが落ちた桜並木の悲惨なこと悲惨なこと。

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木陰にもソーシャルディスタンスが流行りなのか?既に死語っぽく感じてしまっているのは自分だけだろうか。川の中では小学生男子が洋服のままびしょ濡れになりながら騒いでいる。そのはしゃぎ声が少なくとも涼を運んでくれた。

 

さて、本日のお買い物は明日の朝に頂く「ヨーグルト」と昼に頂く予定の「うどん」、締めて180円でした。

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寝て起きての格好なので定番のステテコ姿にサンダルだったが、通行人は誰もそんなことを気づきもしなかった事だろう。そもそも自分に興味を持つ者すらいそうにないし。

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