氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

いやぁ~、映画って本当にいいもんですね

久しぶりに映画を観た。厳密にいえば映画館で観た。

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前回はなにを観たか思い出せないくらい久しぶりだ。恐らくコロナ前だったのだろう。ただコロナ禍にあっても映画館に行くことはまるで抵抗感がないので、単にわざわざ出かけてまで観たい映画がなかっただけの話だ。

 

わざわざ出かけてまで観たい映画はほぼアクションばかりだ。理由はひとつ。眠たくならないからだ。けしてアクション映画ばかりが好きというわけではないのだが、せっかくお金を払ったのだから寝てしまっては勿体ないだろう?

 

加えてセンチメンタルな映画もダメだ。「ニュー・シネマ・パラダイス」とか「火垂るの墓」などは最悪な映画だ。映画館でそんな映画を観ようものならきっと目を真っ赤にし前が見えないくらい目が腫れしまうことだろう。ハンカチよりもタオルが必要だ。キーボードを叩きながらも思い出しては山田(涙)53世。

 

しかしながらだ、まだシングルの時に同業者の女性に誘われて観に行った「マディソン郡の橋」にはまるで泣けなかった。不倫を美化しただけの映画と大衆の不興を買ったと悪評も立ったが、映画としてはそれほど悪くはなかった。ただ、不倫映画としてはロバート・デ・ニーロメリル・ストリープの「恋に落ちて」の方が好きだ。そういえば「恋に落ちて」もメリル・ストリープが主演だったな。そんなことよりも自分を誘った隣の女がグスングスンと泣いていたのを見てすっかりと興冷めしてしまった。

 

やはり映画はひとりで観に行くに限ると今回、観に行ったのは「ミスター・ノーバディ」だ。キャッチフレーズは「火曜日はゴミ当番、愛車は路線バス、地味な男が派手にキレる」だ。

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幸せな家庭生活を築こうと平凡ながら地味に毎日を平和に過ごすことを願う主人公の男だが、そこには相当なストレスも溜まっていたのだろう。実は彼の前職というのが…という話だ。主役のはボブ・オデンカークとい若干和風な名前だが、本職はコメディアンだそうだ。

 

よってアクションながらも若干コメディの要素もチラホラ。完全無欠の絶対的強者ではなく、殴られたり刺されたりすると大袈裟に痛がるところがいい。

 

しかし、いくら平日の日中とはいえ、こうまでスッカスカで大丈夫か?映画館、とさえ思ってしまう。自分を除いて5人しかいなかった。まぁ、余計な心配かも知れないが、一度の上映に掛かるコストは正規料金を徴収して5名分だと聞いたことが有る。つまり5名でトントン。まぁ、その分、「鬼滅の刃」で相当儲かったからいいか。売上は配給会社と映画館で折半だとのことだし。

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