氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

夢遊状態を楽しもう!

甘い物が苦手な人も世の中にはいよう。とはいえ、甘いものが得意、若しくは美味しいと感じる人が世の大多数を占めると思う。反対に苦味や辛味は後天的に慣れが必要な味覚だと言われている。大人になりコーヒーやビールの苦味が美味しいと感じられるのも、刺し身にわさびが欠かせなくなるのもまさにそれだ。自分が寝酒として飲んでいるウィスキーもその類いと言えるだろう。

 

先日、嫁が何の前触れもなくペットボトルに入ったコーヒーを自分に差し出した。あげると言う。どういった気の回し様かはわからぬが、くれるというのなら有り難く頂戴しておいた。消費期限を見てみたが、特にそれらしきことは書いてなかったので安心出来るものかと思う。

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アイリッシュコーヒー」という、大まかに言えばアイリッシュウィスキーをコーヒーで割るカクテルが有る。これに砂糖などを加えた甘いカクテルなのだが、果たしていつものウィスキーにコーヒーを加えたらどの様な味になるのだろうかと衝動的に思いつき試してみた。共に後天的に慣れた味同士だ。不味くはない。むしろ美味いじゃないか、と調子にのってがぶ飲みしていたら寝酒どころか目覚ましの酒になってしまったじゃないの。あら大変。

 

無理やり眠ろうと布団に入ったものの、寝たのか寝てないのかわからぬままコケコッコーと日曜日の朝を迎えてしまった。心情的にはほぼ徹夜だ。然るに頭をボーッとさせながら何もすることがなく午前中を無為に過ごすこととなってしまった。

 

そのまま昼食の時刻に突入する。行き先を考えるのも面倒だったので、娘たちの言に従いいつもの漫画喫茶となった。

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作為的に活字を脳みそに打ち込めば多少はシャキッとするのだろうとの期待もあった。それが、あーた。炭水化物を摂取したことにより血糖値が上がったのが原因か、活字がむしろ仇となったかその後は記憶なし。コテンと夢の世界の住人となってしまった。

 

以前、のぼせに頻脈といった男の更年期障害と呼ばれる症状に見舞われたことがあり、脳神経外科で診てもらったところ、自立神経失調症と診断され睡眠導入剤を処方されたことがある。ひょっとして毎朝、最低でも5杯は飲んでいるコーヒーが原因なのではと考えコーヒー断ちをしたことがあったのだが、それのお陰か見事に改善された経緯がある。

 

ということから、自分はカフェインに敏感でデリケート&ナーバスでおまけにナイーブな人間なのだということを改めて自覚したのだった。皆さんもお気をつけ下さい。

 

娘が暇に飽かしてパパの将来像を予測してくれた。そうか、やっぱ禿げるんだ。

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