週休二日の受難
ふと、1年は何週あるのだろうかと気になってググってみたところ、約52.1429週あることが判明した。365を7で割ればいいじゃん。うん、後になってから気がついたんだよ。高校は理系だったのに大学は文系だった成れの果て。
限りなくブラッキーな業界に身を投じてからというものの、1年間に与えられた休日は上記の数字に加えること6日間だ。法定によれば労働時間は1日8時間、週40時間を超えてはならいないとされている。えっ?そうなんですか?そんなパラダイスな仕事があるんですか?世の中、ある所にはあるんだろうね。
それが降って湧いた様な休業要請のお陰か所為か、今年に入ってからというものの精神的に社会復帰困難なほど休みが続いている。当然、今までと違うことばかりの毎日なのだが、何に一番ストレスを感じるかといえば朝っぱらから家族が全員揃う休みの日が今までは週に1日だったのが2日に増えたことだ。
つまり今までは週に1度の家族サービスで良かったのが、週に2度も行わねばならない。ま、それも家族によって様々な形があろうが、自分は家族をほっぽってゴルフに行ってしまうお父さんには成り切れない。週休二日のお父さん方は大変だね。逆に仕事をしていた方が良いこともあるものだ。
というわけで、本来ならば当たり前に仕事だった筈の昨日土曜日。
「お父さん、どこにも行かないの?」
と次女が言ってくる。
「どこってどこへよ?」
「えーと、どこかに買い物に行ったりとか」
「行かない」
「行けよ」
「まーた、おねだりか」
「だって、パンツが欲しいんだもん」
「オレの使い古したボクサーブリーフで良かったらやるぞ」
「そのパンツじゃねぇわ」
根負けして出かけることにした。但し買う買わないは別問題。ただ、連れ出されただけで自分の敗北は既に目に見えているけどね。
この1年間で身長が急激に伸び、今では157cmにまで到達した。未だ「女の子の日」を迎えていないのでまだまだ高くなることが予想される。昨年の今頃着ていた服がどれも丈が追いつかなくなってしまい、逆に身長を追い越されてしまった長女の元へお古としてやられる始末だ。
案の定、無印良品でスキニーデニムを買わされた。
どこで誰に影響を受けるのか、ちょくちょくファッション用語なども口から飛び出す様になった。
ところで今の子どもたちは土日に友達同士で集まって遊ぶという習慣が無いのだろうか?「20世紀少年」世代の自分達は、親といるよりもむしろ友達と過ごす時間の方が多かったくらいだった。それこそ「ご飯ですよ」と呼ばれるまで遊びたくっていたものだったが…。
で、買い物のついでに案の定、スイーツだ。
ま、これには自分も同調したけどね。