氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

太郎坊宮からの~「カネ吉山本」の熱々コロッケ♡

昨日も言ったが今日も言おう。先日のこと、コッソリと滋賀県に行ってきた。コッソリと言えばアレほど数あった「こっそり堂」はどこに行ってしまったのだろう。死ぬまでに一度くらいは行ってみたかった。

 

えっ?本当は行ったことがあるんじゃないかって?

な、ないよ、ないない、恋じゃない♪

 ははは、馬鹿。

 

昨日までの話を知らない人は置き去りにする。赤神山を下山し登山口に戻るとお次は「阿賀神社(太郎坊宮)」の本殿を目指す。またしても登りの階段だ。辟易としながら「バカ野郎、バカ野郎」とつぶやきながら登る。因みに急な階段や踏ん張りが必要な場合は階段といえども「上る」ではなく「登る」が正しいので念の為。

 

境内の建物は社務所などの近代建築物以外は殆どが国指定登録有形文化財だ。なのでいちいちこれがどうこうという説明は面倒なので省く。

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実はこの神社、本殿に到達するにはひとつの試練が待ち受けている。本殿の前には夫婦岩と呼ばれる大岩が目の前に立ちふさがり、その岩と岩との隙間を通り抜ける事が出来なければ本殿への到達が叶わない。

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オマケに悪い心の持ち主が通ると岩に挟まれてしまうという。それではこの私が見事に通り抜けることが出来た感動のワンシーンをお届けしよう。ヒマな人は動画を観なさい。

 

良いも悪いも心がない人が通るとどうなるのだろう。そんなことはどうでもいいがいよいよ本殿だ。本殿内は撮影禁止らしく外観のみ。

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後で知ったことだが、どうやらこの神社は勝利の神様らしい。そう言われてみれば社務所にボクサーの写真が沢山、貼ってあった。といわけで自分もそれにあやかろうと本殿ではひときわ目立つ赤文字で「勝運授福」と書かれたロウソクを購入しいっちょ前に手を合わせてみた。これでよし。あとは対戦相手を募るだけだ。

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さて、今度こそ帰ろう。

 

時はお昼時。わずかばかりだが腹が…、減った。今オレの腹はなに腹なんだ?せっかく近江まで来たんだ。やはり今回も近江牛だろう。帰宅するには遠回りとなってしまったが、近江八幡まで足を伸ばし精肉店を訪ねた。「カネ吉山本」という創業明治29年の老舗だ。

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ここは同じ建物内で「ティファニー」というステーキレストランも営んでいる。

ここで極上の近江牛を食べさせてもらえるというわけだ。

 

ま、自分が買いに行ったのはコロッケだけどね。それも、

「すみません。近江牛コロッケ下さい」

とお願いしたら、

「普通のコロッケしかありません」

と言われちゃったがね。どうやら近江牛は欠片も入っていないらしい。当初の目的は頓挫したが、まぁそれならばそれで良いだろうと揚げたてのコロッケ(税込み75円)を購入。

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コロッケ1個ではさすがに気が引けたので「本日のおすすめ」と書かれたミンチカツ(特価144円)も購入。その場で食べることが想定されていなかったらしく、おしぼりは元より紙ナプキンの類いも一切なかったので素手で食べることになってしまったのだが、自分は慣れているものの素人さんには出来ぬ芸当かと思うほど熱かった。

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ただ、双方ともコスパに優れ感動する美味さだった。

 

最悪なことに車にはティシュすら積んでなかったものだから、油まみれになった両手の事後処理はただひたすら舐めまくりしかなかったっつーの。

 

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