氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

剣道、初試合!ただ、ほぼその話には触れずの巻

非常事態宣言でてっきり中止になると思いきや、どこ吹く風と予定通りに大会は開催された。場所は「岐阜市メモリアルセンター」の武道館だ。となれば想像がつくだろう。そう、「岐阜県中学校剣道新人大会」が行われた。そこでこの度、我が家の次女が初となる試合に挑むこととなった

 

時はコロナ禍である。当然のことながらその辺りには憂慮が示され、一般の見学は親だろうが子だろうが孫だろうが一切合切禁止の立ち入り不許可となった。まぁ、中学生に親はあっても子や孫がいるケースは極めてレアどころか0%の確率に近いとは思う。

 

「8時25分、時間厳守で武道館前に集合だから。それまでに送っていってね」

嫁と綿密な打ち合わせをしている。Google Mapsではメモリアルセンターまでの所要時間が19分とあった。

「じゃ、8時に出れば間に合うね」

と嫁。

 

「いやいや、行って武道館の目の前に車を横付け出来るわけでなし、当然、どこかで降ろしてから雨の中、大荷物を抱えて尚且つ傘をさして行かにゃならんのだろ?もっと余裕を持って行った方がいいんでね?」

とすかさず自分からアドバイスを送ると、傍で聞いていた坊主も珍しく同調してくれた。かつては時間ギリギリでないと行動に移せなかった坊主だったが、入社から1年を経て少しは社会人らしくなったか。目頭がジーンと熱くなった。ハンカチ3枚。

 

「でなに?明日はお父さん、行ってくれんのや?」

え?今の今まで母親と娘で打ち合わせをしてなかったっけ?ふたりで段取りをどうするか話していたよね?そもそも、非常事態宣言さえ無ければ自分は仕事があるわけだし、当初から自分が送ってあげるからいい、と当たり前のことをさも自分の代わりに「やってあげている」みたいな言い方してたじゃん。

 

「別にオレが送っていくことはかまわないけど、あづ紀はどっちに送っていってもらうつもりだった?」

「お母さん」

「やろ?別にオレでもいいわけ?」

「まぁ、どっちでもいいよ」

そりゃ、そうだろうよ。ただ送って行ってもらうだけだもん。

 

「じゃ、そうしや。お父さんの方があの辺り詳しいから」

この人はよくこれほどまでに豹変出来るもんだな。じゃ、最初からオレと次女との話し合いで済んだことじゃねぇの。まぁ、いいけど。どうせプーターローですから。

 

というわけで送りも迎えも無事にこなしたわけだが、ただ試合は団体戦の中堅として出場したが2本先取されあっけなく敗退するに至った。ただ全くのド素人が中堅を任された時点で先を期待されていると「本人」が語っていたからには恐らくその通りなのだろう。出たくとも試合に出られない子もいたみたいなので、あながち自信過剰から来る発言だけではない様だ。

 

で、なぜかご褒美と称して「かっぱ寿司」に連れて行かされた。

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今ならばPayPay ご利用で10%還元キャンペーンをやっている。迷わず使わせてもらった。だって、ふたりともめちゃくちゃ食べる様になったんだもん。なにせプータローなので少しでも財布の紐をきつくしておかないと。

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