氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

また出ちゃったよ~

ご存知の様に岐阜市にも「第4波非常事態宣言」なんてのが出ちゃったもんだから、またしても営業時刻の時短要請が下された。酒を飲み気持ちが高揚しおおらかになった状態での密な状況を避けるというのが大きく目的として示すところとは思うのだが、それはけして夜に限ったことではない。

 

中々、岐阜という土地柄で昼間っから酒をかっくらってどんちゃん騒ぎなんてことは余程のことでも無い限り起こり得ぬこととは思うのだが、不夜城と呼ばれる東京などでは24時間居酒屋なども存在することが証明する通り、飲み会のスタート時刻は業種業態により千差万別だろう。

 

営業時刻を取り締まるのではなく、実態を取り締まるのが肝要かと自分は思うのだが、結局は取り締まる側の物理的な問題により細かい部分は左右されてしまう。

 

この4月1日から本来は施行されるはずであった駅前飲食繁華街の客引き防止条例も、取り締まる側の人手が足りぬと聞いている。当初、警察OBをそれに充てがう予定であったと聞くが、昼間ならばともかく日も落ち暗くなってからわざわざ繁華街にまで赴くのも億劫、それに加え取締しまりまでせねばならないとなればそこから先の行動を促すのは正義感のみとなるだろう。その正義感を「公」の立場の方々がどれほど持ち合わせているかが今後の鍵となるのではないか。ただし、同じことを「私」で行うと自分勝手な自粛警察にもなりかねないのでご注意頂きたいところだ。

 

と、その様なわけで、本日より時短営業の要請を受けたところで営業しても余計に経費がかさむと判断。しばらく間はまたしても休業することにした。自分磨きの時間が出来たとポジティブに捉えるにする。先ずは家中の整理整頓に今日から励もうかと思った矢先の昨日曜日。嫁がフライングしてワチャワチャとやりだした。そうなると自分はもう手出しが出来ない。お互いに取り必要なものと不必要なものが違うので、同日同時刻に同じことをしようとするならば余計に時間が掛かって仕方がない。既にその事は経験済みだ。

 

「これ要るの?要らんの?」

と声がする。用事があるならば自分から来いよ、とは思ったが、やることのない自分はその様な立場にない。仕方がないから呼ばれるがまま見に行った。

 

ドラムのヘッド、いわゆる太鼓の皮を手にしている。

「おっ!それは!」

失くしたと思っていた懐かしいものが30数年の時を経て目の前に飛び込んできた。我が敬愛する「スティーブ・ガッド」様のサインではないか。20歳そこそこの頃にヤマハが主催するドラムセミナーに抽選で当たり、六本木の今は無き「ピットイン」で開催されたセミナーに参加した時にもらったものだ。セミナー終了後に参加者は全員退場を言い渡されたが、関係者のふりをして会場にいすわり一旦退いた彼がトイレに行く為に再び登場した一瞬を狙って頂いた貴重なサインなのだ。

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その他にも高校時代に組んでいたいバンド名を冠したTシャツやファンからもらったタオルなども出てきた。これまた懐かしいね。正直、要らないっちゃ要らないけれど、捨てることが出来ないものってあるよね。というわけでこれらはタンスの奥でこやしになってもらうとしよう。

 

して「スティーブ・ガッド」様のサインだが、飾っておくのもアレだし、ひょっとして値段が付くものなのだろうかと邪な考えがふつふつと沸き上がりついには検索してみると、どうやら4,000円くらいにはなりそうだ。その程度の金額ならばやはり手元に置いておくことにした。「スティーブ・ガッド」様。どうもすみませんでした。どうでもいいけど彼と自分は誕生日が一緒だ。

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