氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

重要文化財「長浜別院 大通寺」で姉妹プロレスを楽しむ

なにも長浜に「鯖そうめん」だけを食べに行ったわけではない。もちろん、「はちみつ入りソフトクリーム」を食べに行ったわけでもなければ、「堅ボーロ」を買いに行ったわけでもない。特に後ろの2つは想定外の出来事だ。じゃ、何しに行ったんだよ。

 

行動に意味を持たせるとしたならば、最大の理由はせっかくの春休みだからどこかに連れて行ってあげたいという、娘たちへの愛情だ。だから尚更にして晴れて欲しかったのだが、すっかりと忘れていたが自分と長女は究極の雨男に雨女だった。人の所為ばかりにしていちゃだめだね。テヘペロ

 

で、前回、前々回と長浜まで行ったにも関わらず時間の関係上、行くことが出来なかったのが「長浜別院 大通寺」だ。その名称からもわかる様に「お通じ」がよくなる寺だ。な、わけない。実は今まで訪ねた数々の神社仏閣に同じく重要文化財の宝庫であり、特に本堂から通ずる大広間を所要する諸々の仏殿は必見の価値があると言われている。

 

とその前に軽く周りを愛でてみようじゃありませんか。

 

山門の威容は言うに及ばずだが、

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本殿のこのシャレオツな面構えはどうだい。

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障子に施された切り絵は何かの記念になんちゃらかんちゃらという切り絵作家が寄稿したものらしい。

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恐らく切り絵界では有名な方なのだろうが、名前を聞いたところで自分は1mmも知らん。ただ、昔からそうであったかの様に違和感はまるで感じられなかった。

 

さて、肝心の大広間だ。ここから先は拝観料が必要となる。大人500円、小中学生は100円。計700円をPayPayで支払い、いざスニーキングと参りましょうか。決済の後に気がついたのだがお姉ちゃんはもう高校生だった、ははははは。ま、いっか。

 

大広間は元「伏見城」の遺構らしくその時代背景を感じさせるもので、正面の絵画には重文さながらな豪華な趣が描かれている。

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こらこら、いくら誰も見ていないからってそんなところで二人して寝転ぶんじゃない。プロレスもダメ。相撲ならいい?っていいわけないじゃん。うん、キミらが全く興味がないことだけはしっかりと分かったよ。

 

というわけで、じっくりと1時間くらい掛けて見て回りたかったのだが、その凡そ6分の1の10分そこそこで切り上げた。

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書院

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重文・蘭亭 絵画は円山応挙

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蘭亭からの庭




まぁ、若い女子に古刹をわかれと無理強いする方が野暮ってもんさね。

 

なにはともあれ春休みのショートトリップ。行かないよりは行った方がマシな旅となったのではないかと思うが、基本、自分が行きたいところに行っただけというわがままな旅とはなったが結局はそれでいいのだ。

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