氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

リバティなナイスミドルは簡単に落とされる

アイロンは自分でかける。 それが戦闘服、つまり制服ならば尚更だ。

 

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ま、正直それ以外の服にはアイロンなどかけないけどね。なにやら聞くところによればイタリア男子はシャツはおろかḠパンからTシャツ、果ては靴下にブリーフまでにもアイロンをかけるのだとか。自分は見た目イタリアンな日本人だがさすがにそこまでは出来ない。いついかなる時ももろパンで臨戦態勢が取れるという、心構えの表れなのだろう。イタリア人のお洒落意識の高さには脱帽だ。ただ、肝心なのは下着姿よりもその中身だという意識は恐らく日本人の方が上を行くと思う。

 

まるで「青絵の皿」を見る様な美しい柄だと思わないかい?着る人が着れば正月に伊奈波神社に並ぶ露店でたこ焼きを焼くおっさんに見えないこともないが、中身がこのオレだよ、オレオレ。この最強アイテムと一緒だと、場末の居酒屋が華やかなレストラン&バーに瞬時に成り代わる、んなわけねーだろ。

 

ま、とにかく自分さえ格好良く見えればオールOK。 因みに銘柄は「リバティ・ロンドン」だ。イタリアンな日本人なのに身だしなみはイギリスだ。

 

この「リバティ・ロンドン」を扱うとあるイケてるメンズでLEONなアパレル社長が 「あなたにこそこのシャツを着て欲しい。まるであなたが着る為に生まれて来た様なシャツだから。それにあなたの様なイケメンのナイスミドルが着ることによってこのシャツの事も大いに宣伝になるし、そうなるとこのシャツもバカ売れするだろうから私もウハウハでこれよこれ」 と言い、手を前に突き出し両手をなにかを引き寄せるかの如くパタパタとさせた。年齢はまだ若いが見た目や動作はまるでバブル期の成金の出で立ちだ。

 

そういうことならば、ひとつ話に乗ってやろうとモデルの話を受諾したのだった。ブランド物の洋服をまとい、尚且その良さをアピールし販売する。つまりはモデルマヌカンといったところか。ま、男だけどね。

 

ただ柄が綺麗なだけではない。実に着心地もよく生地そのものもサラリとしており肌触りが抜群によい。機能性も十分だ。それにフォルムがしっかりしておりなで肩の自分だがそれほどそれが目立たない。ありがとう「リバティ・ロンドン」(涙)

 

昨晩などもカウンターに座った2名の熟女から発せられる舐める様な視線があまりに強烈すぎて服どころか身体に穴があくかと思われるほど危険だった。

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プライベートでこのオレを好きにしたかったら是非リザーブしてくれ。いつなんどき誰の挑戦でも受ける。 そして今日もこの戦闘服に身を包み出陣だ!

 

と思ったところで今日は店休日だった。ということで、それではまた明日お会い致しましょう。アデュー!

 

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