氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

これぞ怪我の功名?

俗に男は痛みに弱い、女は痛みに強いと言われるが、それは出産の痛みに耐えられる強さが女性に備わっているからという説を今しがた考えたところだ。誰だったかは忘れたが、とある女性がその痛みを例えて「スイカを鼻の穴に入れる痛さ」と言っていたのを直に聞いたことがある。出来るのか?まだ20代の頃に、柳ケ瀬にあった「ハニービー」というバーで知り合った女性に鼻の穴に500円玉を入れる一発芸をお披露目して頂いたことがあった。それですら凄いことだと思っていたのに、まさかスイカとは…。500円程度だと女性ならば誰でも入れられるのだろうか?

 

そう、男は痛みに弱い。ついでに熱にも弱い。37℃程度の熱を出すと大抵の男は大騒ぎをする。自分もそのうちの一人だ。今回は発熱はないものの、左上腕から肩甲骨にかけて原因もなく痛みが走り、その痛みのせいで夜も8時間しか寝られないんだよ。いや、原因もなく痛みが走るなんてことは先ず無いだろう。

 

これには記憶がある。こりゃ、アレだ。そうだよ、アレに決まってる。

 

頚椎症性神経根症

 

「けいついしょうせいしんけいこんしょう」と読む。これを10人くらいで永遠と繰り返して読むとより臨場感が味わえるという病名だ。

 

頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症

 

これを機に新興宗教でも始めたろかしゃん。

 

冗談はさておき、寝ても覚めてもマジで痛いので、さっそく整形外科へ行き診察を受けた。天候の悪さからかいつもよりも空いている。

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バイクで事故を起こした時に半年に渡り通い続けた医者なので、だいたいの状況を把握出来ている。案の定、直ぐに名前を呼ばれた。

 

「あー、こりゃ典型的な『頚椎症性神経根症』ですね」

「やっぱり」

首をあちらこちらに捻ったり、両腕を脚気を調べるハンマー状のものでコツコツと叩いた結果わかったらしい。一応、レントゲンも撮り、どこに原因があるのかを細かく教えてもらった。

 

「これは自然に治るのを待つしかない病気なんですよね。ロキソニンみたいにその場の痛みを抑えるというのも一つの手ですけど、神経の方の痛みを時間をかけて緩和させていく方法を取られた方が良いと思うんですよね」

 

ということで、プレガバリンという名前の薬を処方してもらうことに。

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帯状疱疹などもこの薬が処方されるらしい。面倒なのは「痛みがなくなったからもういいや」ではダメで、2ヶ月ほど飲み続けなくてはならないとか。

 

「お会計2,400円になります」

「はい、じゃPayPayで」

今どきは病院でもPayPayが使えるだなんて実に画期的だよね。

 

「あれ?見て見て、めっちゃ戻ってきた!」

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なんと「PayPayボーナス獲得額」として、732円も戻ってきちゃったがね。薬局でも550円の支払いに167円も戻ってきたし。

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これを怪我の功名というんだな、多分。ちょっと違うか~



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