氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

日本一の大天狗@岐阜県美濃加茂市「古井の天狗山(こびのてんぐさん)」

長年、テレビにインターネット、電話に至るまで「コミュファ光」のお世話になっていたのだが、宅の坊主が「Softbank」に於ける自分の家族会員になったことを境に、それらのものを全てSoftbankに切り替えることにした。電話代とセットにするとトータルでかなり安くなることがシミュレートされたからだ。

 

まだ中部電力が「コミュファ」を運営していた頃からの付き合いだったが、昨日を限りに今生の別れを告げることとなった。代わって「Softbank光」の開通工事が行われた。それが当初は昨日の午後1時からという話だったのが、工事請負業者から連絡があり午前9時に変更可能との申し出があった。早く終わるのならばそりゃその方が良いだろう。では、と変更を快諾した。

 

娘たちも休みだ。工事が早く終わったらちょっと遠出でもして下呂温泉で足湯にでも浸かりに行こうか?そして名物の「温玉ソフト」でも舐めながら、わずかばかりの時間だが観光めぐりも良いだろう。

 

ところがだ、その様な思惑など相手に伝わる道理もなく、工事は意外と長引き午前11時にまでもつれ込んでしまった。となりゃ、さすがにそこまでの遠出は難しかろう。オマケに、

「テレビの方はまた別の業者が来ますのでご対応下さい」

だと。

「いつ頃、お見えになるんでしょう?」

「午前中に来られるとは思うのですが…」

 

全く、あてにならない。もう、いいや。待ってられない。出かけてしまおう。嫁は朝から仕事で不在だ。こんな時に便利な奴が一人いる。自宅警備員だ。

 

「あのさ、もし業者が来たら対応しておいてくれ」

「はぁ?親父おるんやろ?」

「ううん。俺たち、もう車でお出かけしちゃったから。よろしく!」

「め”ー!」

出かけてしまい、不在とあらば断られることも無ければ断ることも出来ぬだろう。

 

「お邪魔する前に連絡しますと言っていたから、連絡が来たらまた伝えるわ」

「わ”~!」

さぁ、これで安心だ。

 

とはいえ、前述した様に下呂まで行くまでのことは叶わない。勢いで出てきてしまったが、果さて西へ向かうかはたまた東か、北に南も選択の内。先日、訪れた三重県の「関宿」は良かったな、などとふり返るうちに、そういえば岐阜でも比較的身近な美濃加茂市に「太田宿」というのがあるではないかと思い出した。近くを通り過ぎたことはあってもまだ訪れたことがない。

 

そこでググってみたところ、「太田宿」と一緒に美濃加茂市の観光名所として「古井の天狗山(こびのてんぐさん)」がヒットした。なんだそれ?なんでも「愛宕山」というその昔、毛利山城という山城が気づかれていた山頂にあるらしい。

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なんだかわかんないけど行ってみようと思い立った。天狗が沢山いるらしい。

 

で、行ってみた。圧巻の大天狗像は高さ12mもあり天狗像としては日本一の大きさを誇るのだとか。

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そりゃ、誰も天狗の巨像など作ろうと思わねぇだろうもん。それが証拠に日本で二番目に大きな天狗を如何に検索しようとも、全くヒットすることはなかった。多分、ダントツのデカさで以下、横並びなのだろう。

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神殿へ誘う鳥居

 

神殿もそれなりに厳かだ。

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正面上部には天狗のお面がびっしり


正面入口には威厳たっぷりの天狗が睨みをきかせている。

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境内にあった「天狗茶屋」はひなびた雰囲気が実に自分好みではあったものの、ここはまた次回の楽しみとしておこう。

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次回があったとしたならばだが。

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信者は教祖「戸田よき」と合祀しても良いのだと

 

約20分程度の滞在は、暇つぶしにはなったものの感動というまでには残念ながら至らなかった。やっぱり下呂温泉に行きたかったよぉぉおおん(涙)

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