氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

スキーは好きですか?@滋賀県「グランスノー奥伊吹」

なんの因果かまたしても滋賀県に行く羽目となった。なんの因果もクソも娘2号がスキーに連れていけというからだ。昨期は劇的な雪不足の為、岐阜県内でも営業が出来ずシーズン終了してしまったスキー場が出る始末だった。その中のひとつに「岐阜のツェルマット」と自分だけが呼んでいる「揖斐高原スキー場」があったが、もう心が折れてしまったのだろう、昨シーズン終了と同時にスキー場の閉鎖が決まってしまった。

 

何と言っても自宅から40分もあれば行けるスキー場だっただけに、20代の頃は週2で通っていたこともある。いわばホームゲレンデだった。貝月、日坂、坂内の3エリアに分かれた西濃最大のスキー場だったが、末期には貝月、坂内が消え日坂のみの営業となっていた。貝月ゲレンデでの急なコブ斜面では随分と楽しませてもらったものだ。

 

さて、此度訪ねたのは、「揖斐高原スキー場」が西濃最大というのならば、こちらは関西最大といわれている「グランスノー奥伊吹」だ。

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伊吹山の奥にあるから奥伊吹。集落の始まりは平家の落人伝説が語られるほど奥まった、自分ならば絶対に住みたくないところにある。実はこのスキー場。伊吹山が有るせいで迂回をせねばならないのだが、「揖斐高原スキー場」から直線距離にして3km程度しか離れていない。なんとも地形の不条理を見る思いだ。因みに我が家からは1時間30分ほどかかる。

 

車のナンバープレートを見ると緊急事態宣言下にも関わらず余裕の県跨ぎが数多く見られた。「大阪」「堺」「和泉」「なにわ」「京都」「奈良」「兵庫」「三重」ナンバーが多かったかな?もちろん「滋賀」も。「岐阜」「愛知」は極めて少ない。そりゃ、岐阜の人は岐阜のスキー場へ行くよね、普通。たくさん有るんだもん。

 

しかし、この年齢にもなるとスキーはキツい。実に疲れる。先ずリフト待ちが疲れる。ブーツに締め付けられて足が痛い。時間が経てばいずれ慣れるのだろうが、慣れるまでが絶えきれない。正直、リフトの3本も乗ればもうそれで十分という気にさせられる。往時はあれほどスキー狂いだったことが自分でも信じられない。とはいえお供は辛いのよね。

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結局10本は乗っただろうか?

 

その間、転んだ回数はただの一度だ。それもリフトから降りる際にウェアがリフトに引っかかり、転んだままリフトに引っ張られて行くという、あわや新聞に載る様な大惨事となるところだった。放っておいたら宙ぶらりんのまま下まで行く羽目になったのかしゃん?もう、恥ずかしいったらありゃしない。穴があったら入れ、もとい入りたかった。

 

昼食は例によってアウトドアスタイルで。

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ほら、スキー場のレストランってそう大したことのないメニューでも馬鹿みたいに高いじゃんね。オマケにリフト代も馬鹿にならない。日曜日ということで、大人は4,900円も取られるし、中学生でも3,500円、オマケに駐車料金は1,000円も払わなければならない。

 

タケコプターがあったらいいのにな~。リフトも要らず好きなところに下りることが出来るしね。それに転ぶこともないだろうし。加えてどこでもドアがあれば駐車料金も要らなくなるな。本物のツェルマットにも行けるやろか?

 

おまけ

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