氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

見た目に変態?

一昨日に引き続き、昨朝も早くから雪に見舞われた。

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今年はいったい何体の雪だるまが作られたことだろうか。とは言え、昨日はそこまでの積雪も無く、加えて降雪が見られたのもどうやら自宅界隈だけだった様子だ。見ると裏山も冠雪はしていたが、登山道を阻むほどの積雪は恐らく無かったかと思う。

 

一昨日の朝のことになる。嫁が朝から洗濯機を回したは良いものの、雪のため洗濯物を外に干すことが出来ず、仕方なく部屋干しをしたまま仕事に出かけてしまった。その際に、

「天気がよくなったら外に出しておいて」

と下命を受けた。プータローの身ゆえ、断る理由が浮かばない。

 

早朝の天候が嘘の様に太陽が顔を覗かせたので、昨日の話が如く職場までウォーキングをと自宅を出た。同じく職場からウォーキングで帰宅したのは午後も4時を過ぎた辺りだったが、その時に物干し竿を見てはたと気がついた。というか、思い出した。

 

「洗濯物…、出してないや」

やばい!叱られる!慌てて室内の洗濯物を確かめると、半乾きどころかまるで乾いていない。そりゃ、陽も当たらなければ気温も低い。当たり前だが風通しも悪い。乾くわきゃないよね。

 

それならば仕方なしと、生乾きの洗濯物をランドリーバスケットに詰め込みコインランドリーへと向かった。近隣にはコインランドリーが3軒もありそれなりに恵まれてはいる。その中で一番、最近出来たコインランドリーを使ってみた。

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10分100円とある。財布の中には500円玉1枚と100円、50円が1枚ずつ入っていた。両替機はと見回すも、他店同様、案の定おいてない。10分しか選択の余地がないならばそこに賭けるしかなかろう。乾け~、乾け~、と祈るように乾燥機の中をぐるぐると回る洗濯物を眺めていた。洗濯機同様、乾燥機もずーっと眺めていられる。故に「あっ!」という間の10分だった。

 

洗濯物は概ね乾いていた。自分のセーターを除いてだ。ま、明日それが必要というわけでもなかったので、セーターは湿ったまま持ち帰り再びハンガーに掛けて部屋干しにした。

 

嫁が帰宅すると、正直に事の次第を報告しコインランドリーに持っていったことを話すと、

「どうせそんなことだろうと思った」

などと心外なことを言われたが、確かにその通りなので返す言葉がない。

 

「で、どうして女物の下着だけ干したままになっとんの?」

「え?俺にそれをコインランドリーに持っていけというのか?」

「なにがあかんの?」

「あのな、想像してみ?こんなおっさんがコインランドリーで女物のパンツをたたんでいるところを。誰かに見られたりしたら恥ずかしくて目も合わせられんわ」

「は?誰にみられるっていうの。見た目に変態やで誰もなんとも思わへんわ」

 

皆さん、どう思われます?見た目に変態だったら余計にあかん様な気がするんですけど。

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