氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

古えの良き喫茶店の趣きたっぷり@土岐市「ファミリーレストラン アンディ」

社会人になった坊主を始め、家族全員が正月休みに突入した。坊主に至っては26日から既に始まっている。24日のクリスマスイヴ、その日の晩に顔を会わせた際、

「オレ、明日行ったらもう休み、へへん」

と親、つまり自分に向かって自慢していた。うるさいゎ。どうせ俺たちの業界はブラックの代名詞だよ。そんなことよりもクリスマスイヴだっつーのに自宅に、それも家族と一緒にいるんじゃねぇよ。オレがお前の歳には乾くヒマなんぞなかったぞ。ずびばぜん。ちょっと見栄はりました。

 

しかし、年間に与えられた144日の休日を、ほとんど自宅から出ることなく過ごしている。傍から見ていて実に勿体ないと思うのだが、逆にその半分にも満たない休みの日数だからこそ、より有効活用しようとあちらこちらに出かける癖が付いてしまったのではないかと自己分析するも、かといって遠出は出来ず。正直にいえばやはり羨ましくて仕方がない。

 

そして、その寸暇を縫うように土岐市にある「ファミリーレストラン アンディ」を訪れた。

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予てより行ってみたいと思っていた店だが、やっと実現に至ったわけだ。やはり土岐市ともなれば30km以上も離れた場所ということで、おいそれと訪ねることは出来ない。「よし、行くぞ」といった強固な意思とバイタリティが必要になるのだ。

 

外観は、かつて自分が幼かった頃に街のあちらこちらに見られたレトロさが漂う喫茶店の様相だ。メニュー内容もそれに等しく、食事の他にパフェなどのデザート類も豊富にラインナップされていた。あくまでも自分の肌感覚での意見だが、昔は喫茶店で食事をとるということがごく普通で、逆にメインであるコーヒーがメインでなく、作り置きしたものを鍋で沸かして提供するということがまかり通っていた時代を知る人間として、昨今のドリンクに拘りを持ち比重を置いた喫茶店では食事をしたいという気には一切ならない。単にひねくれているだけと言えなくもないが、それだけ昔の喫茶店は食事に比重を置いていた気がする。

 

まさに「アンディ」がそんな感じの喫茶店、もといファミリーレストランだ。やはり地元でも人気店なのだろう。お客はひっきりなしで切れることがない。マスターと思しき前期高齢者の男性と、気さくに会話に興ずるお客が多いことをみると常連客で十分にもっている店なのかも知れない。それこそが古えの喫茶店の形ともいえよう。

 

せっかくだからと950円のBランチセットと850円のオムライス(デミグラスソース)を注文。オムライスはトマトソースとデミグラスソースからチョイスできる。

 

「オムライスは小さいのでいいですか?」

そう、実は大盛りの店としても有名な店なのだった。当然、無理なので普通サイズを注文する。ただ、それでもボリュームとしては十分だった。

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Bランチはハンバーグにエビフライ、それにロースカツの3種のメインに加え、マカロニサラダにご飯に赤だし、デザートにはコーヒーゼリーとみかんが付いてくる。そう、こういった所ではやはりご飯は皿盛りじゃないとね。

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例によって例のごとく内容についてのレビューはないのだが、次回はデザートしばりで訪問してみたいと思う。だいたい、気に入らない店ならば二度と行かないから、自分の思いと行動が店の評価と判断してもらえればけっこうです。

 

ところでファミリーレストランっぽく、玄関先には子ども用の遊具が設置してあり、此方にも先日の薬師寺に同じくマスコット犬がおり、やはり此処でも自分はモテモテだった。生まれ変わったら犬になろうかと思う。

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