5本で200円@各務原市「のりちゃんだんご」
この日曜日に納車可能との連絡をもらい、さっそく昨日の午前中に車を取りに行った。エンジンがいつ止まってもおかしくない、心筋梗塞な先代車とはとうとうお別れの時だ。ただ所有者は自分にしても主な使用者は嫁だったので、自分にとって愛着はまったくない。よってニューカーと引き換えにスコンと乗り捨ててきた。下取り代2,000円也。どちらにしても廃車にする予定だったので、その費用が抑えられてむしろラッキーだった。
車が趣味とまではいかないまでも、運転をするのは昔から好きだ。となれば、必然的に乗っていて楽しい車が選ばれることが多い。その反対に嫁は車になど全く興味がない。ただの移動手段としか考えてないものだから、放っておくと車検が切れていることすら気が付かないことがある。オイル交換然り。面倒でも此方が注意しておかねばならない。自分が所有者であることもその理由のひとつだ。
その様な理由から、車に寄せる嫁の希望は100%黙殺している。つまりは1~100まで自分の趣味嗜好で選ばれるというわけだ。今回も随所にこだわりが見られるのだが、興味のない者には全くどうでも良いことなので「へー」とでも言ってもらえたならば幸いだ。
場所が各務原だったので、ついでに各務原でつい最近、団子屋を営み小遣い稼ぎを始めた社長さんに会いに行った。いや、厳密に言えば団子を買いに行っただけなのだが、たまたまそこにいたのでついでに挨拶をさせてもらった。
彼は沖縄つうでもあり、現地の名物「ニューハーフ」にいたく入れ込んでいるという噂だ。まぁ、自分の車における趣味嗜好と同じく、人にはそれぞれの趣味嗜好があるわけだから、そこは何も言わず皆さんにも温かい目で見守って欲しいところだ。
因みに団子は5本で200円という、呆れた価格で販売されている。小遣いとして彼の懐に入ることを考えるとちょっと癪だが、せっかくだから娘たちと3人で10本ずつ、計30本を買い持ち帰った。それでもたった1,200円というから笑える。
空はピーカンだ。せっかくテイクアウトしたのだから、近所の公園にでも行こうと国営木曽三川公園内にある「かさだ広場」へと向かった。
しかし、いくら自分がアウトドア好きだからとはいえ、北西からの冷たい寒風吹き抜けの公園は地獄の寒さだった。じゃ、やめときゃいいのに一度漕ぎ出した船だ。そう容易く引き返すわけにはいかぬ。たいていの場合、遭難というものはこういった思考原理に基づき起こりうるものとはわかりつつも、何とか難局を乗り越え完食に至った。
ただ満足したのは自分だけで、娘たちにはぶーぶー言われたけどね。ただ、それもきっと良い思い出になることだろう…か?