氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

迫力の「たらいうどん」@めん処「工藤」

中年男性が釜揚げうどんの攻略に四苦八苦している動画があまりにも笑えたので、

「そうだ、今日はうどんにしよう!」

と、唐突に思い立った日曜日の朝だった。それにしても酷い。これでは釜揚げうどんが可哀想過ぎる。


【ナイスなシニアの日帰り一人旅@蒲郡】愛知県蒲郡市(2020年12月11日)

1分5秒くらいからご覧ください。

 

すると、呼応したかの様に娘たちも「今日はうどんが食べたい」とわざわざ此方にまで言いに来た。おぉ、気が合うじゃないか。我が家のO型は結束力が強い。

 

思い立ったのは朝だったが、既に時計の針は昼の12時を過ぎていた。次女は映画「鬼滅の刃」を見るため1時半に友達と待ち合わせをしている。つまり、この話は昨日、語った出来事のスピンオフというわけだ。

 

「ちょっと急がないとね」

ということで、映画館と同方向が良いだろうと検索すると「めん処 工藤」が浮上した。取り敢えず行ってみよう。

 

「間に合うかな?」

と心配する次女。

「行ってみて、もし待たなきゃ座れない様なら諦めよう」

その時はトーホーシネマズが収まるショッピングモールで済ませばいい。

 

「へぇ~、ちゃんとお父さん、私のこと考えてくれとるんやね」

「ったりめぇじゃん。だいたいオレ自身が遅れるの嫌やもん」

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到着

 

幸いにして席は空いていた。

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メニューを見ながら「何にしよう」と悩む娘たちに、

「バラバラのものを頼むと時間がかかるから同じものにしよう」

と提案し、どうやらこの店の名物でもある「たらいうどん」を注文することにした。いわば釜とたらいの違いだけで、つけ汁にうどんを運ぶ難易度は同じだ。

 

「すみません、たらいうどんを3つ下さい」

ろくにメニューも見ずに注文を済ませ、その後にメニューを再度確認すると、1人前一桶650円、3人前一桶だと1,800円となっていた。

 

「あ、あ!すみません、すみません!やっぱり3人前でお願いします!」

慌てて注文しなおすと、オーダーをまだ通す前だったらしく何とか間に合った。赤の他人ならば御免被りたいが、家族ならば一緒のたらいでも良いだろう。

 

さて、待つこと凡そ10分。提供スピードは思いのほか早かったかと思う。さすがに3人前一桶は迫力があった。

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讃岐うどん程の腰はないが、もっちりとした食感は堪能できる。うん、美味い。

 

ただ配分がちょっと難しいね。皆が均等にお腹が膨れれば何も問題はないのだが、自分ばかりが食べすぎてもいけない。娘たちのペースに合わせお上品に1本1本すくっては食べ、すくっては食べとしているうちに不思議なことにお腹が膨れてきた。ものはうどんだが、まるで懐石料理が如し。きっと血糖値が上がり糖が満腹中枢に指令を送ったのだろう。

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とまぁ、さっさと平らげて店を出ると、待ち合わせの時刻には余裕で間に合った。後ほど、Googleで店の評価を見てみると、アルバイトの質が悪いと随分たたかれていたが、主観的にも客観的にもその様なことはなかったので、また機会を見つけて行ってみたいと思う。

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