氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

独り言は独りの時に言え!

昨日の柚子の木の写真を見て、図々しくも「その柚子の実をもいでよこせ」とわざわざダイレクトメールを送ってきた輩がいた。面倒だったが後々に禍根を残すのも嫌だったので20個ばかりもいだったがね。柚子の木には棘がある。そのお陰で可愛い右手がズタズタにされちまったじゃねぇか。一生、恨んでやる。恨まれないが為に行動したことが逆に恨みに転ずる。これを新種の「逆恨み」と言います。

 

ところがわざわざ届けにまで行ったのに、いねぇでやんの。ざけんじゃねぇよ、ったく!

 

で、柚子といえばあと10日も寝れば「冬至」ということで、ふと頭に思い浮かぶのは「風呂」だよね。ま、それも10日後まで生きながらえることが出来たらの話だけど。そんな先の事を予見出来るのは限られたごく一部の人間だけだろう。

 

だから、いちいち脱線が過ぎるっつーの。そう「風呂」の話だ。公約したわけではないものの昨日のネタに反応してか無言の後押しがあったので、有言実行とばかりに車で片道13分の距離にある「ふじの湯」へと行ってきた。新コロの影響で銭湯もまた苦境に立たされていると聞く。屋内のあちらこちらに「マスク着用」「会話をするな」等々の注意書きがベタベタと貼られていた。

 

お目当てのサウナ室にも同じく「会話禁止」と書かれた紙がテレビの下のやたらと目立つ所に貼ってある。勿論、知り合いでもいない限りは会話などすることも無い。周りを見回してもお一人様ばかりなので会話が飛び交うとなれば何らかのトラブルが生じた時くらいだろう。ところがそうとばかりは言えなかった。

 

「ふぅ~、あ~熱い!あつぅ~~~」

そう、独り言をのべつ幕なし続けるおっさんがいた。

「あっついなぁ~」

そりゃ、熱いだろうよ、サウナだもん。そんなに熱かったら出てけばいいじゃん。

「はぁ~、腹減った~」

知らねぇってそんなの。ちょっと黙れよ。独り言が癖になっている人ってのは、自分が独り言を言っているということに気がついていないのだろうか?我が家でもトイレからぶつぶつぶつぶつと女の声が聞こえてくることがある。

 

「げふっ」

おいっ!こんな狭いスペースでゲップするなよ。此度は向かいに座る中年だ。ったく、なんだよあんたらは。ここを自宅と勘違いしてんじゃねぇの?

 

と、そんな感じでひとり妄想ツッコミをしながら約1時間。きっちり2kg分の汗をしぼり出してやった。うん、身体が軽い…気がする。風呂上がりの楽しみといえば殆どの人はコーヒー牛乳の名をあげるだろうが、自分は意表を突いてアイスクリームだ。本当は他に食べたいアイスクリームがあったのだが、バエを狙って鬼滅シリーズにしてみたところ、十分に食い出がありそれだけで昼は何も食べずに乗り切れそうな気がした。結果、気がしただけだったが。

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