氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

命知らずな男の賭け@第二回「鳩吹山(はとぶきやま)縦走」

前回は3月のこと。約半年ぶりに岐阜県可児市から愛知県犬山市に掛けてふんぞり返る「鳩吹山(はとぶきやま)」を含む周辺の山々を縦走してやった。

 

9連勤明けの休日。家で大人しくしとれんのか?と言われるも、しとれんかったであかんがね。ただ、山中の所々では「来るんじゃなかった」と先に立たぬ後悔を何度もしたもんだ&ブラザース。

 

さて、出発はいつもの様に、というか第二回目だが、湯の華アイランダーが風呂桶とタオルを持って集結する「湯の華アイランド」だ。

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ところが先ずは新たなるコースを開拓しようと試みたのがいけなかった。そもそも進入禁止の立て看板を無視して入ったならばそういった結末を迎える覚悟くらいしておかねばならない。行き着いた先は断崖絶壁とまでは言えぬものの、高所恐怖症の自分が到底、降りることなど考えられない岩場だった。で、引き返す羽目になる。ここで1時間のロス。

 

仕切り直し、鳩吹山の山頂を攻め落としたまでは何ら問題ナッシング。ただ、目的は登頂ではなく「縦走」だ。国宝「犬山城」を擁する犬山を目指しレッツらゴー!

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途中、西山までは問題なくたどり着けた。一旦、休憩所で息をつき、続いて麓に尾張の紅葉寺として名高い「寂光院」が建立された継鹿尾山(つがおやま)を目指す。

 

ただ、途中でふと腰の辺りが随分と身軽なことに気がついた。

 

「あ…」

け、携帯がない!ひょっとしたら先ほど休憩した西山の休憩所に置き忘れたか?致し方なし。秀吉が戦術「中国大返し」が如く荒業でもってダッシュで引き返す。無事、携帯を確保すると再びいざ犬山と行軍を再開したのであった。正直、疲れました、わたし。

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昼飯にたどり着けたのは正午も大きく過ぎた2時30分

 

そんなこんなで無事、犬山にまでたどり着いたものの、予定した下山時刻を大幅に超えてしまったが為、城下町でお目当てにしていたスイーツを断腸の思いで断念(涙)。犬山駅から出発地点に最寄りの可児川駅まで電車で向かう。

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そこから出発地点の「湯の華アイランド」まで約1.5km、最後の力を振り絞りながらトボトボと歩いてもどった。

 

山中も含め、都合17kmの行程だったが、思いの外、気温が高くかく汗の量も半端なかった。この日ほどビールのプールにどっぷりと頭のてっぺんまで浸かりたいと思ったことはなかった。

 

下山してLINEを見ると「米30kg、精米して来て」とメッセージ。次女からは「自由帳、買ってきて」と電話が入った。あのね、休みの日くらいフリーにさせてよ。オレはお前らの下僕か?まぁ、いい。波風を立てたくないので従うことにした、が疲れた。


第二回・鳩吹山縦走

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