氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

一日一善@「大善」は一ヶ月に一度でいいです

運転中くらいハンドル操作に集中させてくれないかな?と嘆き節が出るほどに助手席から繰り広げられるマシンガントークだったが、午後1時30分を境に後部座席の長女も加わり「腹減ったー!」のシュプレヒコールへと変貌を遂げた。

 

今まではムーディ勝山よろしく右から左へ受け流しては来たものの、等の本人である自分もまた空腹に耐えかねイライラとしだした頃だ。しかしだ、こんな時に限って行く先々が定休日だったり臨時休業だったりした経験はないだろうか?日曜日の午後がまさしく「こんな時」だった。

 

「もう、どこでもいいや」

と投げやりになった時に限って店を選り好みしたりする事も往々にしてありおりはべりいまそかりだが、事態は風雲急を告げている。

 

「一番、最初に目に入ったところに入る」

咄嗟に臨時ルールが設けられた。

 

「あった、そこ!」と指差す先に見えるはライトロードサイドの派手な看板の店だ。

娘達の雄叫びに、右ウィンカーからのスーパーレイトブレーキング!因みに自分は左足ブレーキを採用している。対抗2車線をまたぎ駐車場へと無事突入した。さぞかし後続車は腹を立てていただろう。ごめんなさいね。それはそうと娘達でも雄叫びと言うのだろうか。

 

派手は看板に「唐揚げ定食500円」と書かれている。店名は「唐揚げの大善」とある。

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よほど唐揚げ推しの店なのだろう。席に着くと躊躇なく「から揚げ定食」を3人前注文した。

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娘達はノーマルなから揚げ。パパはアブノーマルに辛口2個添え

 

店内は至って小奇麗。まだ店としては新しいのか?ただ、メニューを拝見するに内容としてはそんじょそこらの台湾料理店と同じ様なラインナップだ。スタッフのイントネーションにも明らかに北京語の訛りがある、かどうかは北京語にも台湾語にも全く精通していないのでわかりませんです、はい。

 

出て来た「から揚げ」は一個が3歳児のこぶし大ほどもあろうかという大ぶりな物だった。さて肝心のお味だが、から揚げ評論家の次女曰く「美味しい」と概ね高評価。いつからからあげ評論家になったんだ?まぁいい。自分からも及第点をプレゼンツしてあげよう。特筆すべきはから揚げその物よりも、マヨネーズが食卓に備えられ使い放題だったことだ。

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オマケに陶器のポットに入ったキムチは食べ放題。

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3人とも完食は成し遂げたものの暫くは胃の腑の膨満感に苦しむこととなる。当然、夕食に支障を来たし嫁の不興を買いまくることとなったのは言うまでもないことは言うまでもない。

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