氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

ツーリング・カブリエーラ@「ラブ♡レイク・伊自良湖」&「白華山 甘南美寺(かんなみじ)」

娘1/2は朝から剣道の部活動で不在。今のところ壁にぶつかることもなく順調に続いている。最初から最後まで竹刀の素振りばかりをやらされているみたいだが、足の裏や手のひらにマメを作ろうが逆に嬉しそうにしている。どMな遺伝子は良くも悪くも男親から着実に受け継がれた。

 

台風の襲来で悪天候を予想していたのだが、その予想を見事に裏切り日の出より空を突き抜ける様な好天に恵まれた。日の出前には目が覚めてしまったので軽くジョギングでも、と思ったのだが、前日のランニングに午後は現場での立ち仕事と負の相乗効果が災いしてか、足は元より上半身に至るまで重りを1トン背負わされたかと思うほどに重く動かない。身体を休めるのもトレーニングのうち、ひいては仕事のうちと割り切ってダラダラと過ごすことに決定した。

 

ただダラダラと過ごすだけでは芸がない。芸が必要かどうかはこの際、置いといてだ。ふと、思いつきで人に会ってみようと考え愛車のカブリエーラに跨り北へ進路を取り走り出したら止まらないぜ。土曜の夜じゃなく日曜日の朝だけど by 横浜銀蝿

 

伊自良川と呼ばれる岐阜市の北部を流れる一級河川の水源麓に、伊自良湖と呼ばれる人造湖がある。NPO法人地域活性化支援センターの「恋人の聖地プロジェクト」において、伊自良湖が恋人の聖地に選定されされたことから「ラブレイク」などと如何にも「

やらし♡」なネーミングで呼ばれたりもする。

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その伊自良湖の奥にあるキャンプ場にて昔の同僚が管理人をやっている。ということでその彼に会いに行ってきたわけだ。わざわざ彼に会いに行こうと思ったのには理由がある。先日、彼を知る者が来客し、その時に耳を疑うことを知らせてくれた。昨年の秋に会った時にはピンピンとしていたのが、その後、胃癌が見つかり今年の1月に胃を半分切除する手術をし、暫くのあいだ入院していたという。今は退院し現場復帰したということだが、体重も2/3となり見た目は当然げっそりとしているという。全く寝耳に水な話だった。

 

キャンプ場に到着し、ヘルメット越しに存在を確認。向こうは向こうで不審者が現れたとばかりに警戒した表情で此方を見ている。ヘルメットを取ると、自分だということに気がつきマスク越しではあるが笑顔を浮かべ近寄ってきた。「どうだ、調子は?」と尋ねると、「まぁまぁです」との答え。

「ただ、食べ物が全然、胃に入らなくて…」

と嘆いていた。

「おにぎりを一個食べるのに30分もかかるんですよ。入っていかないんです。」

水を飲むのにも三口が限界だと言っていた。ただ肝心の癌は転移も見られず、身体も思いのほかよく動き、仕事にはなんら差し障りはないということらしい。折しもコロナ禍でキャンプ場は大賑わい。お盆の時などはクラスターを心配するほどに密な状況だったと苦笑いしていた。日曜日ということもあり、その時もひっきりなしの来客が見られたので、邪魔をしてもと思い早々に引き上げることにした。

 

「おい、死ぬまでに顔を見られて良かったよ(笑)」

「また見に来てください(笑)」

 

帰りは湖のほとりにある古刹「白華山 甘南美寺」に寄り道し家内安全、交通安全、身体健康、精力旺盛、焼肉定食などを手を合わせぬまでも心の中でお願いし帰宅の途についた。

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次に訪れる機会があれば「ピンクラーメン」を堪能しインスタ映えを狙ってみようかと思う。

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インスタやってないけど(爆)

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