Hello Goodbye @「はま寿司」
汚いよりは綺麗な方が良いだろう。以前から車を洗ったらどうなんだ、と宅の坊主に促してはいたものの、どうせ雨が降るからと言い訳ばかりで行動に移さない。そりゃ、いつかは雨が降るだろうし、若しくは中々降らないかも知れない。ただ綺麗にするだけが理由というわけでなく、洗車にはボディの劣化を防ぐという意味もあることを教えてやった。
「洗車したんやけど、カゴってどこにある?」
坊主から唐突にLINEが入る。やっと重い腰を上げ車を洗ったらしい。ただし、GSの洗車機を使ってだが。それはともかくとして、LINEの内容が「イミフ」だ。
「ぞうきん」
その後のLINEで意味を察した。要するに車を洗ったまでは良いものの、その車を拭く為の雑巾がどこにあるのかを訊きたかったのだ。
「ねぇよ、そんなの」
「持参するんか。レンタルかと思った」
「ったりめぇだろ」
程なくして帰宅した坊主に
「結局、どうなった?」
と尋ねると、
「LINEでやり取りしとるうちに乾いた」
という事だった。
昨日の岐阜市に於ける最高気温は37.8℃。そりゃ、ものの数分もありゃ車も乾くだろうよ。ったく、8月も終ぇだってぇのに何とかなんねぇのか、この暑さは。
そんな坊主を尻目に娘達を伴い食事に出かける。行き先はここのところ僅かばかりご無沙汰していた「はま寿司」だ。タイミング的に繁忙時刻であったにも関わらず、1秒も待たされることなく席に通された。待ち席が寂しげに映る。
寿司屋なのに麺類から入る掟破りのファーストオーダーはいつものことだ。50円オフのクーポンメールが来ていたので活用させてもらう。「推し麺」の「博多とんこつラーメン」だったが、「汁なし坦々麺」を彷彿とさせる程にスープが少なかったものだから、麺をほぐすのに余分な一手間が楽しめた。
同じく、クーポン提示で無料となる「オクラ味噌汁」は、子どもの事を思ってか汁温がとても優しく設定されており、喉を火傷することなく一気に飲み干すことが出来た。
その他、皿の模様を料理に活かす盛り付けの工夫などもあり、目で楽しませることも料理のうちと再度教えられた気がした。
3人で2000円以下と満足価格で店を後にする。
お口直しは娘達が大のお気に入りとしている「バロー高富店」のみに併設されている「おやつ処 味とも」の「ふんわりかき氷」だ。3つ合わせて950円という、圧倒的なコストパフォーマンスを誇っている(あんことアイスクリームはトッピングで各々100円)
口直しには十分過ぎる程の役割だった。
ところで、昨日は自分もまたマイカーを洗車したのだが、案の定、夕刻には豪雨に見舞われた。今年に入り洗車日の降水確率は目下のところ100%継続中。