氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

あ”ー、なんかもう、忙しくてバタバタした話

「あ”~、銀行に行かな、郵便局にも行かなかん。農協にもや。ったくめんどくせー!」

と朝っぱらからバタバタしたことは誰にでもあるだろうと思いきや、いやいや、銀行や郵便局はあっても農協はさすがにないだろう。ところが自分にはある。何を隠そう、このわたくし、JAの準組合員なのだ。

 

通常、組合員には農業に従事しているものしかなれないが、準組合員は農業に関係なく出資金さえ払えば誰でもがなれる。そして組合員に同じく、農協の事業に参加出来たり配当金がもらえたりもする。ま、実際なりたくてなったわけじゃないけどね。およそ二十数年前、たまたま友人がとある支店の支店長をやっていた流れで自動車ローンを活用させてもらったら、あれよあれよと勧誘され、準組合員にさせられ出資金はむしり取られるは定期口座を作らされ無理やり預金させられるはでケツの毛までむしり取られる羽目にあった。ったく、越後屋なみに阿漕な業界野郎だ。

 

で、そんなことが言いたいのではなく、朝っぱらからそうやって四肢をバタつかせていると、ピロピロ、ピロピロとスマホのアラームが鳴った。ふと見ると「山内ホスピタル」とある。

「あ”ー、定期検診の日じゃん!」

 

すっかりと忘れてしまっていた。既に我が身は長良川を挟んで北方にあった。病院はいわゆる川南に所在する。だが面倒でもこれだけは避けて通るわけにはまいらん。なにせ、死ぬほどのことではないが指定難病の罹患者だ。薬を切らすわけにはいかない。で、仕方なく踵を返し病院へと向かうこととなった。

 

因みに病名は安倍ちゃんが患っているものと同じものだ。最近、体調不良を噂され病気が再発したかとも言われているが、多分それは違うと思う。もし体調不良が本当ならば、また違った病名だろう。それほどまでにかつての物と比べ今の薬は進化を遂げている。

 

進化といえばコロナ禍以降、病院も進化を遂げている。医療費の支払いは今まではカウンターを通して行われていたのがいつの間にか機械化された。

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血圧測定も人為的に行われていたのが予め機械で測定してから診察室に入ることになった。しかし、まったく話題を広げようにも広がらない、平凡な血圧の数値が出ちまったぜ。

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多少は高すぎるとか低すぎるといった配慮ってのがないもんかねぇ。我が身のことながら実に面白くない奴だ。ただ、心拍数は以前よりもちょっと高めか?恐らく運動不足が響いてのことだろう。

 

定期検診とはいえ、ただの問診のみで、ものの5分もあれば終わってしまう。その後は病院の隣に併設された薬局で薬をもらいに行くだけなのだが、自分がマスクをしていないと見るやいなや薬剤師がマスクをしているにも関わらず、その上からフェイスシールドをこれ見よがしと付け始めた。

 

「あ”ー、すみませんね、気を使わせて」

あれほど登下校時にはマスク着用をうるさく言っていた娘達が通う中学校だったが、昨日から新学期が始まるにあたり「登下校時はマスクを外す」とメールではっきりとした指令があった。熱中症対策だと。マスクの根拠ってなに?熱中症の方が明らかに怖いということを証明したと同じことじゃん。結局、上意下達に惑わされて自分の意思を持てなくなっているだけなんちゃうの?まぁ、日本人は同調圧力に弱いというよりも大好きだから仕方ないけど。

 

あ、なんか憤慨して終わってもーた。

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