田舎のおばちゃん仕込み・絶品「手打ちそば」@山県市美山地区「ふれあいバザール」
バザールでござーる。ホンの数時間ではござったが、灼熱の大都会、岐阜シチィーを抜け出して避暑地へと足を運んだでござる。岐阜市の北怒鳴り…、おいおい、「め組」の頭に扮した北島のサブちゃんが怒鳴り散らしているみたいじゃんか。変な変換するなよな、馬鹿PCめ。この場合はIMEの所為か?いずれにしてもいい加減にしなさい。あー、失敬。話を戻します。
岐阜市の北隣にある山県市は美山地区にある「ふれあいバザール」に行ってきたでござる。
隣市に行って避暑とはこれ如何に。確かにご近所ではあるものの、四方八方を山に囲まれた美山地区は確実に岐阜市よりも気温が4℃ばかり低いことが道に設置してある温度表示計で立証されました。
そもそも「バザール」とはなんぞや。どうやらペルシア語らしい。中東諸国、中央アジア、インドなどの市場を意味する言葉なのだと。絶対、「バザール」は聞き覚えがあってもその意味まで知るひとは100人中、1人か2人といったところだろう。当然、自分はその1人か2人の中に入っている。
ま、その地区で取れる農産物を安値で売っているということで「バザール」ということなのだろうかとは思うのだが、品数は少ないものの、ゴーヤーとかオクラとか、オクラとかオクラとかオクラがかなり安値で売られていた。オクラ比率が8割くらいか?相当なオクラ推しだ。
ただ、ここの目玉は実は野菜ではない。「そば」なのだ。それも地元の如何にもおばちゃん然とした方々の血と汗と唾液が入り混じった「手打ちそば」なのだ。以前から美味いと評判を聞いていたのだが、伺ったタイミングが休日ばかりで中々にして相性が悪い。して、今度こそはと急襲したところ、やっとの思いでありつくことが出来た。
数量限定、売り切れ終了と商売っけがない販促方法だが、そばを打つのには想像以上の体力を有するということで、つまりおばちゃん達にはこれが限界ということなのだろう。非常に人気があり、ヘタをしたら正午を待たずして売り切れなんてこともある様だ。
というわけで到着したのは午前10時30分。すでに先客がそばをすすっている。王道は「ざるそば定食」なのだろうが、自分は敢えて「おろしそば定食」を注文。
脇道が美味しければ正道は間違いなく美味しいだろうという、自分でもわけのわからない理論だ。
うん、美味い!クチコミに異論なし。帰りに駐車場に止まっている車のナンバーを見ると、愛知、尾張小牧など県外の車に混じって大宮ナンバーの車もあり、逆に岐阜ナンバーは殆ど見つけられない。まだ午前11時前だというのに早くも待ち客が出だしたので、とっとと食べてとっとと退散した。
レジににて支払いの際に、天ぷらの具がなんだったか尋ねると、
「なんやったかねぇ。毎日、変わるからな」
だと。正直、食べていて何の天ぷらなのかがわからない食材ばかりだったことも気に入った。安心して下さい。生きてますよ。
次回の機会にその辺りのことをはっきりさせてやろうかと思っちょります。