氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

♫盆盆盆盆ボ~ン盆盆盆盆盆盆盆  夕闇せぇまる街角でぇ~、じゃなくてむしろ早朝の話

知らぬ間に「立秋」も過ぎ、暦の上では既に秋だ。然しながらこの暑さにはもう「あきあき」だ。巧い!いかん、のっけから飛ばしすぎだぞ。控えて控えて、どうどう。

 

で、その暑さも全ては温暖化の野郎の所為だと断言するのだが、それも元を辿れば人の所為じゃんね?もう、半分あきらめてます、わたし。

 

昨朝の朝のラジオ番組で気象予報士が今週末(本日も含め)は暑く、いや熱くなります。予想最高気温は40℃!などと、喉元に包丁をつきつき「殺すぞ」と脅しているかのことを軽々しくも口にしていた。今更そんなことを言われたとしてもジタバッタするなよ~世紀末が来るぜ♫、ってなもんで、そうならそうでドンと来い!

こんな時はあれだね、恐らく夏場の平均気温の高さは日本で屈指の岐阜在住であるからにして、多少は他所の県、または他所の国の人類よりも腹は座っていると思うんだよね。どうせならば熊谷に取られた最高気温の記録を多治見市に奪還してもらいたいくらいだ。

 

でも岐阜市だけは24℃くらいがいいです。

 

お盆とはいえ現場だけでなく事務仕事もちゃんとある。市場が休みなので昼過ぎから出勤すれば済むことなのだが、エアコンのない事務所で尚且つ最上階、天井は鉄板一枚のほぼプレハブ構造の建物なので、室内温度は外気温+5℃にはなるだろう、にこもる事を想像しただけで熱中症になってしまった。

 

内でも外でもやはり仕事は涼しい時の方が良いと6時に自宅を出て職場へと向かった。既に気温は27℃になろうとしていたが、風は幾分、冷たく感じられ、何よりも秋を予感させる東の空に浮かぶうろこ雲が綺麗だった。

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予感させられた分、がっかりへの落ち度が激しかったよ。

 

一通り仕事を済ませ一時帰宅する。途中で行きつけの、ってわけでもないが、たまに通ると寄ってみたくなるパン屋に文字通り寄ってみた。

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この「Dono」は就職困難な障がい者の方々が作る焼きたてのパンを販売している。平均150円と手が込んでいる割には価格が安く、尚且つとても美味しい。特に食パンの評判がよく、予約をしておかないと買えない状況らしい。自分は買ったことないから知らんけど。

 

で、共に150円の「クロックムッシュボロネーゼ」と「つぶつぶいちごのロールパン」を購入。

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どこがロールなのかは謎だが本人がそうと言い張るものを覆すだけのバイタリティもエネルギーも持ち合わせていない以前にそんなことはどうでもよい。

 

木陰を探してブランチを洒落てみようとも思ったのだが、木陰がないどころか気温が11時の時点で既に34℃を超えていた。ソトメシなどというアホなことは諦めてそそくさと自宅に戻り冷えたぶどうジュースで頂くと、300円が600円の価値にも感じられた。自宅まで持ち帰ったのが正解だったかも知れないが気の所為かも知れない。

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