氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

占いを人生の道しるべとしよう!

生島ヒロシの朝のラジオ番組の占いコーナーで、「4月生まれは星三つ。南西の方角に良いことがあるかも」との結果が報じられた。因みに冒頭の「生島ヒロシの朝のラジオ番組の占いコーナー」で「の」の字が三つも使われたが、韻を踏んだわけでもなければ星が三つだったこととも全く関係がない。

 

占いは嫌いだと豪語する有吉弘行をよそに、自分は占いが好きだ。当たる当たらない、信じる信じないは別にして、よい結果だったら単純に嬉しいからだ。ただ料金を払ってまで占ってもらおうなどとは全く思わないが、占い業界は中々の盛況ぶりだと耳にしたことがある。それだけ依存心の強い人間が多くいるということなのだろう。

 

以前、職場の近くに「日本で唯一 指紋占い」の看板が掲げられていた。占い師とは顔を見れば挨拶する程度だったが、日本で唯一ともなればテレビ取材も多くあり、そのお陰か来客は多くあった様だ。1時間で4,000円程度の鑑定料が必要になるが、高いか安いかは当事者でもないので語ることは出来ない。が、一度お話をする機会があったので、どの様なお客が来るのかを尋ねたことがある。

 

「来るというよりも出張することが多いね」

だった。特別大掛かりな機械が必要なわけでもなく、身一つで出来てしまう職業だけにその辺りは臨機応変といったところだろうか。

「駅裏に行くことが多いよ」

駅裏=ソープランド街だ。要するにそこで働くお姉さま方に呼び出されて占いに行くらしい。占いだけで済ませたかどうかにまで話は及ばなかったが、彼女達にもきっと様々なお悩みがあるということなのだろう。ある種、占い師とはお悩み相談の相手も努めるということになる。

 

さて、朝っぱらから占いでよい結果が出たので、それならば騙されて、もとい信じてみようと思い立ち、行くあてもないまま南西の方角へ愛車のカブリエーラと共に走りに出た。しかし南西というだけで具体的な距離を指示されたわけでもない。放っておけば三重県にまで突入してしまう衝動を抑えるどころかそんなものは最初から全くないので、手っ取り早く「道の駅 柳津(やないづ)」を目指すことにした。

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ご存知?の様に、岐阜県は道の駅の数が北海道に次いで二番目に多い。ただ利用者がそれを道の駅と認めるかどうかでカウントするならば、この道の駅は明らかに◎△$♪×¥○&%#?!だ。目玉の展望台は地上3階の高さにある。

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よく展望台から豆粒に例えられる人々も、姿かたちばかりでなく目鼻立ちまでもがしっかりと把握してとれる。

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素晴らしいですね。ものの5分で後にした。

 

とみると、fuelランプが点灯しているじゃないか。

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結局、無駄にガソリンをバラ撒きに来ただけじゃないの。とはいえ、多少なりとも旅の楽しみを与えてくれたと占いに感謝し、GSに寄ってから家路に着いた。

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明日の運勢や如何に。

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