氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

納豆 ユー!(Not you!)お前じゃないわ!

8月1日、未だ未明。若干、陽の光は見えつつあるも、まだ日の出前なので一応未明としておきましょう。長い暗黒時代にやっと終わりを告げる如く、長かった梅雨も今日で終わりを告げる予定は未定の岐阜県岐阜市からお届けします。

 

梅雨明け途端に予想最高気温が35℃だってぇから、数字を聞くだけで無性に誰かを殴ってやりたくなるくらい腹立たしい限りなのだが、じゃ、梅雨のままでいいのかよ?と問われればちょっち微妙。要するに雨だろうが晴れだろうが涼しければ最強だと自分の身体がそう言っている。うふっ、心と体は別♡

 

くどいようだが好きな言葉は「冷夏」です。

 

そこでだ。どこでだ?そこだよ、そこ。暑い夏に打ち勝とうと思うには、やはりスタミナを付けることだろう。夏=スタミナと聞けば、ほら、誰もが思うのがあれだよ、あれ。どれだよ?あれと言えばウナギでしょ。そこで颯爽とウナギを食べに出かけることにした(※イメージです)

 

ウナギを食べに行くのもイメージならば、スタミナもろともイメージで膨らませたれ、ということで、正式名称はわからないが強いていうならば「納豆のせ蕎麦」とでも言っておけば良いだろうか、を購入した。ほら、なんとなくだけどスタミナが付きそうなネーミングセンスじゃない?

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つゆ、つゆ、つゆと何度もくどい!書かれてなくとも見ればわかるわい!

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オシャレに盛り付けるつもりだったが、所詮、蕎麦に納豆。


言っておくがもちろん早朝からこんなゲテモノを食うわけがない。残念ながら昨日の話だ。ちなみに昨日の岐阜市の最高気温は33.7℃だった。言ってみれば出番があってもおかしくはない気温だったということだ。

 

で、せっかくだから、このゲテモノの実食レビューを試みようと思ったのだが、自信がない、というよりもこの手の真似は自分で言うのもなんだが下手くそなんだよね。ついでに言うならば食いもんに御託を並べることも嫌いだが、御託を並べる奴も嫌いなんだ。

 

今から20数年前の出来事だが、とあるカップルが来店し生カキを注文された。

「じゃ、わたし白ワイン下さい」

「ちょっと待てよ。カキに白ワインなんて生臭くてとても食えたもんじゃないよ」

「えっ、そうなんですか?」

「カキには日本酒。こんなことは常識だぜ。君も僕のところにお嫁に来るならこれくらいのこと知っておいてくれなきゃ」

「・・・。」

てな会話がなされた。確かに言い得て妙。イメージとしてブドウを食べながら生カキを食うか、米を食いながら生カキを食べるかの違いがある。つーか、それ漫画「美味しんぼ」のネタじゃん!なんて思いながら黙って聞いていたが、彼女にとっては食物の品定めよりも男の品定めがしっかりと出来ただろうと思う。その後は知らんけど別れて正解。

 

で、そんなことはどうでもいいんです。肝心の「納豆のせ蕎麦」だが、なんかネバネバというよりも納豆のネッチャネッチャだけが際立って食べにくいことこの上ない。それにどう考えても蕎麦に納豆本体が絡むわけもなく、結局、露と一緒に底に沈み込むばかりで何らトッピングした意味がない。例えていうなら缶のお汁粉を飲み干した時に底に小豆が残ってしまう虚しさと言えばわかりやすいだろうか。はっきり言わせて下さい。駄作だ!俺が欲しかったのはお前じゃない!

 

と、さんざ御託を並べたところでお時間も参りました。今日はこれにてお開きにしたいと思います。皆様、ありがとうございました。

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