氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

ご無沙汰してます、ご先祖様

しかし、友人ってのはいいもんだね。飲み会のお誘いを受けたのだが、その夜は仕事があるからと断ると、じゃ、お前のところで飲もう、という話になり予約を入れてくれた。来てもらったところで一緒になってワイワイと騒ぐわけにはいかないが、それでも多少のコミニュケーションはとれる。

 

未だコロナ禍にあってこの密具合はどうなの、と訝るほどに多くの来客があり随分と忙しくバタバタしていたので、結局、話が出来る時間をとることもままならなかったのだが、客足がすーっと引いたのをきっかけに自分だけあがることにした。朝の4時から働いているんだ。それくらいの権利は主張するぞ。

 

で、結局、自分も仲間たちに合流し新たなる飲み会が始まったのだが、疲れていたのかビール大ジョッキ4杯でけっこうな酔い心地となってしまった。いつもならばあと3杯はいけるはず。が、実に楽しいひと時だった。

 

梅雨の晴れ間を利用して、久しぶりに自宅の裏山トレイルに出かける。

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多少、晴れ間も覗き気温も上昇していたが、ロードならばともかくそこは山の良いところ。全てのコースは木陰にあり、心拍数があがれば必然的に体温は上昇するものの、陽を遮られるだけで随分と涼しく感じられた。

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ここを下っていけば麓に下りられるという細い登山路が最後の最後にあるのだが、草木が鬱蒼と茂り行く手を阻んでいた。

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夏場の山はこういったトラブルに見舞われることが多々ある。もちろん、そのまま行ってしまえぬこともない。ただ、ロングパンツならばともかく素足だと怪我の原因につながる恐れがある。目撃情報はないが、ヤマビルなどがいたりするかも知れない。ナメクジとかヒルとか粘膜系のブヨブヨした生き物は大の苦手とうよりも、自分にとって天敵なのだ。

 

やむなく引き返したのだが、来た道を素直に辿ることが出来ないのが自分なんだな。これぞ究極の方向音痴がまたもや本領発揮とあいなった。地元民に愛される小さな里山だ。ちゃんと人が通った形跡は道に残っている。なのに間違える。登山口は麓にある神社にあるのだが、行き着いた先は墓地だった。フェンスに阻まれていたが、飛び越えられない高さでもなかったので失礼して墓地へと入らせてもらった。

 

これは仏のお導きか?我が家の墓はその墓地の高台に築かれている。墓参りに行こうと思ったら、麓からかなり登らされることになる。お盆など夏のクソ暑い時にも関わらず、麓から桶に水を張って登らねばならない。それが下山途中で墓にご対面とはまたまた稀有な状況に遭遇した。

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ことのついでに手を合わせ、残り約500mの無事を祈り、祈り通り無事にご帰還あそばせた。近いうちに花を手向けに来ようと思う。

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