氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

復活!リアル飲み会

今現在の住まいは三重県だが、毎週の様に地元の岐阜にやって来る友人がいる。目的の殆どは年老いた両親の加減伺いといったところだろうか。そのついでに地元の友人と宴席を交わすことがある。つまり自分もその内の一人なのだが、さすがにこの数ヶ月は飲み会を行うどころか店さえもやっておらず、仕方なくオンライン飲み会などに興じてみたりした。

 

三重に戻る際にはわざわざ店に顔を出し、家族のために弁当を購入してくれていた。その彼から「弁当やめた?」とLINEが入る。

 

けしてやめたわけではないのだが、緊急事態宣言が明けて街に活気が戻る兆候が見えたことをきっかけに、今まで休業していた他の店舗を稼働することになり、とならば弁当要員をそちらに回さざるを得ず、それに従い弁当業務を縮小しようということになったわけだ。その事をネットで告知したところ、それに反応したLINEだった。

 

そういうことだったらもう飲み会も解禁しようという流れになった。こちらとしても飢えている。断る理由はない。オールウェルカムと返事をした。

 

彼は医療従事者だ。その彼にもうひとりの医療従事者も加わった。彼は日本で13人目のドクターヘリであり、いつも救急の矢面に立つ立場にある。ただヘリコプターが苦手で直ぐに乗り物酔いとなってしまうのだとか。肝心な時に勤まらんやん。岐阜市から高山市まで自動車だと約2時間半かかる道のりも、ヘリコプターだと40分弱で着いてしまうのだとか。その40分が耐えられずいつもゲーゲーやってらっしゃるわけだ。

 

その様な笑い話も含め、コロナ禍だからこそ表立っては言えないあんな話やこんな話が乱舞する非常に楽しい飲み会となった。やはりオンライン飲み会などでは味わえない臨場感溢れる飲み会は実にいいねぇ。

 

最後は店主も加わり、隣に座っていた初見の客も加わりと賑やかに宴席を終えることとなる。未だ予断は許されずだが、開放感を味わうと共に、久しぶりに心身ともリフレッシュされた。

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