氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

幼き日の思い出を取り戻してみませんか?@「ふどうの森トレイルラン2020」

公的な大人の泥遊びを思う存分に堪能してきた。

 

普段から理由もなく山々を走っていたわけではない。

 

全ては昨日開催された「ふどうの森トレイルラン2020」の為だった。その目的を全うし、尚且つ完走したことをここにご報告する。

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350名中145位 50代って何名参加したんだろ?

 

当たらなくてもいいのにドンピシャに当たった天気予報。当日の予報は朝から昼まで、昼から夜まで雨、雨、雨のオンパレードだった。ちっ、久しぶりに究極の雨男パワーを発揮してしまったぜ。

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スタート時には土砂降り

 

ご存知の様にトレイルランニングはメイン走路がアスファルトではないので、濡れた路面は場所により凶器と化したりもする。当然、滑りやすくなるので、ツルッと滑って岩場に後頭部をガツーン!若しくは足を引っ掛けて前方の岩場にダイビング!なんてことも起こりかねない。

 

このことだけを胸に抱き、慎重の上にも慎重を重ね岩場を下りるのだぞ、と自らに言い聞かせたのであったが、敵はむしろ岩場よりも他にあった。

 

なるべくならば靴を汚したくない。当初は水たまりやぬかるみを避けて足元を選んで走っていたのだが、水たまりどころか川、若しくはぬかるみしかない場所は一体どうしたらいいの?

 

はい、当然飛び込むしかありません。

 

そうなるともうヤケのやんぱち、ぬかるみのダウンヒルなどまるで泥のウォータースライダーを立ったまま駆け下りるイメージだし、まんま尻から滑るランナーも続出した。(ここはね、写真を撮るどころの騒ぎじゃなかったの)

 

足が汚れる云々など言っていられる状況ではまるでない。

 

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川となって流れていれば、むしろ汚れた靴が洗えるや、くらいに楽天的に立ち向かうしかないのだよ。

 

雨の中、距離にして22.2km、累積標高1,815mは確かに厳しくキツいコースではあったものの、開き直ればこれこそが「ザ・トレラン」と言えるのではなかろうか。

 

久しぶりに泥まみれになってみたが、わざわざ汚すことを楽しんでいた子どもの頃を思い出し、他の参加者の笑顔にもきっとその思いが過ぎったのだろうと想像が出来た。

 

トレランの楽しみはレース後にも待ち受けている。地元ボランティア手作りの、身も心も温まる料理の数々にはいつも楽しませてもらっている。とにかく雨天のレースは身体が冷える。

 

こんな時、温かいぜんざいや、温かいぜんざい、若しくは温かいぜんざいなどがあればこの上なく嬉しいじゃないですかぁ。

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温かいぜんぜい くどい?

 

3杯もおかわりしてしまった。

 

他にも豚汁、おにぎり、黒にんにく(なぜ?)、写真はないけど鹿の焼肉などジビエ料理まで取り揃えての大盤振る舞い。

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奥のラップで包んであるのが黒にんにく

 

でもって帰りはネーミングが謎の「マーゴの湯」に寄ってあっちもこっちも、アレもアソコも全身くまなくビローンビローンと伸ばしまくってきてやった。

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マーゴ?

 

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