師走だなぁ~。ぼかぁ~、12月になると何時も師走なんだ。いいだろ?
師走の慌ただしさは市場にいるとよく伝わる。
生産農家や漁師、いわゆる供給元がいち早く年内業務を終了してしまうと、途端にものが不足し始め、それにつられ価格が高騰する。それでも必要なものは入手しておかねばならず、買い付けをメインの仕事としている身にとっては価格とのにらめっこも重要な作業で、精神的にも肉体的にも中々辛い時期となるみたいな~。
ううん、世間一般的には確かに大変なお方もいらっしゃる様ですが、元来無責任な性格なのでなるようにしかならないが信条。実際、今までも何とかなってきたらから多分大丈夫っしょ。
小学校の時に、
「この無責任男。近藤君、Sってのはこういう子やで気をつけなあかんよ」
と面と向かって言ってくれた 林先生。あなたのお陰で立派な無責任男に育ちました。今があるのもあの時のご指導の賜物です。
因みに近藤君は今でも月に一度は一緒に飲む仲だ。多分、相当に気をつけて自分と付き合ってきたのだろうかと思う。今でもその時の話が話題に登る時があったりもするが、
「Sは相当嫌われていたみたいだからな。あの時も本当は俺が悪かったのにただSというだけの理由で悪者扱いされてたもんなー。」
苗字だけを捉えるのならば確かに悪役に多い苗字だ。特に時代劇にはやたらと登場する。ただ、苗字だけで悪者にされては小学生としては身がもたん。「理不尽」という言葉を身にしみて感じた出来事だった。
その様なことを払拭するかのごとく、業務上のやんごとなき事情により少し豪華なランチへと行ってきた。
結局、これが言いたかっただけの長~い前置きは如何でしたでしょうか?
記憶が確かならば、店名「肉家 まつひさ」を揮毫したのは岐阜を代表する歌って踊れる女流書道家だったかと。
筆の力で名だたる強豪をねじ伏せ今の地位を築いたとされるその筆使いは、まるで阿修羅を彷彿させるが如くに数多の書道家を震撼させて来た。見た目の美貌からは全く想像が出来ない残虐かつ無道の極みが彼女なのだ。
で、写真を見れば一目瞭然。ちゃんと良い肉を使っている。ボリュームも満点で皿半分に到達する頃には既に胃がハチ切れそうだった。ハチ切れんけど。
えっ?誰と行ったかだって?
それは業務上のやんごとなき「危険な情事」により守秘義務違反に問われますのでセルフ箝口令が敷かれております。
悪しからずご了承ください。