氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

着物足りえないジャンキーな器

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ポテトチップス BIGBAG うすしお味 


ほら、画像の右上辺りで愛娘たちが羨ましそうに見ているでしょ?職場に娘の写真を飾るだなんて、どこまで粋なダンディーダディーなんだろう、うんうん。そう、そんな彼女たちにお下品なところは見せられない。

 

その点、箸というものは実に便利な道具だ。ポテトチップスを食べるのに、フォークやスプーン、ましてやナイフなどではほぼほぼ不可能だろう。調子に乗って箸上げ、オマケに写真に収めてみた。ただ、ポテトチップスはどこまでいってもポテトチップのまま、そのままの姿だった。

 

とは言え、その何の変哲もないポテトチップスにしろ、ポテトチップス候にジャンキーな袋に収まっているからこそその様にしか見えないのではないのか?ほら、かの北大路魯山人もこう言っていたではないか。「器は料理の着物」と。

 

きっとポテトチップスにしろ、美しい着物を与えてあげさえすれば見違えるほどに目を引く煌びやかな食事、そう、食事へと変貌を遂げるに違いない!と、無駄に膨らむ想像を抑え込みつつ仕事に励む大雨の金曜日は昼下がりのひと時だった。

 

えっ、なんだって?仕事?仕事中なのにおやつなんか食べてんじゃねぇよだって?ふふふ、安心して下さい。その為の箸です。けして汚れた手ではPCに触ってませんし、日頃から会社の備品は至って大切に使う私です。

 

え?そういう事でなく?あぁ、なるほど。因みにこれはおやつでなどはなく「ランチ」、つまり食事です。

 

何をランチにしようが人の嗜好をとやかく言うんじゃねぇよ。

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