氷の上のさかな

氷の上にディスプレイされたさかなの様にセカンドライフをキラキラとさせる為に今を頑張ろうといったシュールなお話。

考えたくないが葦にもなりたくない

「人間は考える葦である」は哲学者パスカルの言葉だが、意味は「人間は葦の様に弱いものだけど考えることが出来る」という意味だ。ところが現代社会には考えもなくただ頑丈なだけの人間だって腐るほど存在する。それに考えることが出来るということがさも凄いことの様に言われても、世の中には考えたくないことだって多々あるじゃ内科小児科泌尿器科

 

そう、例えば「今日はどこで昼飯を食べよう」といった時だ。午前中、山歩きで疲れて返ってきた我が身にとって正直、家飯でいいんじゃね?といった思いが脳裏に浮かんだが、娘たちは何処かに連れて行ってもらいたい、娘たちの母親は何処かに行って欲しいと三者二様の欲求があるわけだ。仕方がない。考えたくもないので、

「何処へ生きたい?」

と聞けば、答えは最初からわかってはいたが、やはり「お寿司」だった。

 

我が家の最寄りはといえば「回らない回転寿司」だ。

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度々のことで飽きが来る内容だが自分は先ずラーメンから注文をする。もう、お馴染みだよね。毎回、待たされるであろうことがわかっていながらだ。そして案の定、娘たちの皿が目の前に山積みされようともオーダーしたラーメンは届かない。

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きっと厨房では

「ちっ、ラーメンかよ。寿司屋に来てラーメンなんか注文するんじゃねぇよ」

「後回しでいいんじゃね?」

「そうしよ、そうしよ」

といった会話が為されているに違いない。と思い込みたくもなる。文句があるならば客にではなく、それをオンメニューした本部に物言えよ。思い起こせばここ1年もの間、いやそれ以上にもなるか。ラーメンを食べたのは寿司屋でのみだ。寿司屋限定のラーメン評論家にでもなったろかしゃん。

 

やっと来た私の「コク旨味噌ラーメン」。

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目的が腹を膨らませることならば文句のつけようがない。同じく新メニューに「鴨そば」があったが、そちらにしておけば良かった。で、「鴨そば」を食べたら「コク旨味噌ラーメン」にしておけば良かったと思ったりして。4大回転寿司チェーンのラーメンを網羅した私の味覚が確かならば、今のところ「はま寿司」のラーメンが一歩抜きん出ているかと思う。

 

インスタやってないけどインスタ映えしそうだったので頭から尻尾まで丸ごと食べられるという「一本焼きさんま」を注文してみた。確かに見た目のインパクトは抜群だった。

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骨も外してあり、頭も柔らかく本当に丸ごと食べることが出来た。ただしシャリと一緒にひとくちというわけにはいかんだろ。口裂け女じゃねぇんだから入るわけないじゃん。肝心の味の方は、期待していなかったがその期待通りの味わいだったが努力は認めよう。

 

どれだけ上から目線で発信しようが絶対に伝わることはなかろうが。

 

最後にこの店の名誉の為に言っておくが、けして悪い店ではない。自分の欲求とオーダーの偏り過ぎがおかしいのであってそれは全て自分の行いの所為だ。疲れすぎはろくな考えに至らない。

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今日から「山男ブロガー」になります(大嘘)

最近、「登山ブログをお書きになっているんですね」などとよく言われる。そうか。ならば調子に乗ってそっち系に移行するのも悪くはないな。質実剛健、且つ品行方正な内容ばかりでは飽きが来るというものだ。多少は登山というエロティシズムをも兼ね備えた内容の方が少なくとも殿方は食いつくだろう。ほら、山と聞いただけでついついアレを想像しちゃうよね?そんな奴等なんです、男ってぇのは。

 

というわけで日曜日も早朝に目覚めると明らかに天気が良い。こんな時はランニング?いやいや、ランニングも良いが山の声に耳を傾けるのも一興だろう。

「ちょっと出かける。午前中には帰る」

 

別に心配されてもいないだろうが、一応はそう断ると愛車のカブリエーラにまたがりラッタッターとお出かけした。ソフィア・ローレンはまだ元気だろうか。あ、このくだりがわからない人はスルーして頂いてけっこうです。

 

自然を愛し牧畜を愛す人の為の公園が岐阜市の椿洞というところにある。通称「畜産センター」と呼ばれているが、正式名称は「岐阜市畜産センター公園」だ。その直ぐ北側に「如来ヶ岳(にょらいがたけ)」という山がある。今回はそこに登ってみましょう。因みにカブリエーラで自宅から約20分。しかし朝のバイクは長袖を来ていても小寒く感じられる様になりました。

 

登山口付近に到着する。がしかし、登山口を示す看板こそあれ登山口らしきものが全く見当たらない。

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目の前で農作業をしているおばあちゃんに訊ねてみることにした。

「すみません。この山の登山口わかりますか?」

「あぁ、如来ヶ岳やね。本当はこの草ボーボーのところが登山口への道なんやけど、草で隠れてまっとるんやてぇ。案内したるゎ」

とわざわざ登山口まで案内してくれた。

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おばあちゃん…。思わず落涙。そろそろ秋の花粉が飛び始めたぞ。

 

登山道は気持ちのよい竹林から始まりアップダウンはあるものの、急登と呼べる道もなく実に登りやすい。

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踏跡もくっきりとしていて初心者でも安心して登れる山、かと思いきや、どうやら野生動物が多くいそうだ。土を掘り返した後が多々見られる。

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用心に越したことはない。慎重に周りを伺いながら登っていると、いきなりバキバキバキ!とラップ音がしたかと思えば何かが谷に向かって駆け下りていった。姿が見えぬということはイノシシか?!

 

怖っ!ただ、向こうも怖いはずだ。大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせドキをむねむねさせながら更に進むこと3分後。「キュー!!」と鳴き声を上げながら十数メートル先を野生の鹿が横切っていくのが見えた。登山中に猿は何度も見たことがあったが、鹿は初めてのことだったのでわずかばかり感動してしまった。イノシシじゃなくて良かった(ホッ)。

 

途中、「済法寺跡地」と書かれた看板を見つける。

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西暦900年代、つまり1000年以上も前にこんな山中に寺が建てられていたらしい。醍醐天皇の時代だそうだ。何を思ってわざわざこんなところに。まぁ、世の中には物好きな人が沢山おりますから、つまりはそういうことでしょうねぇ。

 

山頂には当然誰も居ない。ただ期待していなかった景色はそれほど裏切るものでもなかった。

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とはいえ自分にとって残念だったのは景色を拝むことよりも、セルフでバックポーズを撮影することに一所懸命だったことだ。なんとか頑張って撮影することが出来たことを全力で褒めて欲しい。

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下山すると草でボーボーだった登山道をおじいちゃんが「ウィーンウィーン」と音を立て草刈り機で草を刈っていた。

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「あ、わざわざ道を作って頂いてるんですね。ありがとうございます」

と礼をいうと、

「あんたか?さっき登ってったの。うちのおかあが『あそこ草ボーボーで道が見えぇへんでなんとかせなあかんわ』ゆーもんでちゃっと刈っとるんやぁ。もう、下りてきてまったんか。ちょっと早すぎるゎ(笑)」

「すみません。また来ます(笑)」

 

おじいちゃん…。涙は出なかったが気持ち良すぎる朝だった。

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「冷しぶっかけきしめん」に冷遇された話

朝っぱらから派手なエグゾーストノートを撒き散らし黄色のスイフトスポーツが自宅の車庫から出ていった。土曜日は仕事が休みの筈なのにいったい何処へ行くつもりだろう。まぁいい。何処へ行こうがまるで興味をそそられることはない。それに冷蔵庫の管理人不在となれば好き勝手に冷蔵庫の中身を閲覧出来る。朝食をと台所へ向かうと何やら場が静まり返っている。いつもならば賑わしくYou TubeやTik Tokの音声が聞こえて来ても良さそうなものだが、その気配すら感じ取れなかった。つまり居ない。娘たちの母親のみならず、姉妹もまた忽然と姿を消してしまった。

 

そんなこともあるだろう。

 

お次は坊主の番だ。目覚ましのアラームが延々となり続けているが、一向に起きてくる気配がない。いつもの事だから放っておいた。午前10時を過ぎた辺りだったろうか?急にバタバタと音を立て出かけていった。前日のことだが、

「親父、健康診断って受けたことある?」

とわざわざ此方まで訊ねに来たがそれに関係があるのだろうか?

 

そして誰もいなくなった

 

自分も午前中に出かけようかと思っていたが、誰もいないとなれば出かけるのが勿体なくなる。では有意義に過ごそうではないか。とはいえ遊んでばかりもいられない。懸案だったグランドメニューのリニューアルにそろそろ着手せねばならない。ギリギリにならないと行動に移せないのは高校時代もそうだったが試験勉強に似ている。

 

こう見えてIllustratorPhotoshopは専門職とまではいかないが得意な方だ。誰もいないとなれば集中出来る。ほぼ完成がみられたところでそろそろ昼食の時刻となった。権利を行使しようと台所へ行き冷蔵庫を開ける。目の前にFamilyMartの「大盛り冷しぶっかけきしめん」が置いてあった。これは食べてしまっても良いのだろうか?うん、いいね。多分、いい。叱られたら後で買って返せばいいだけだ。

 

ただ、コンビニの冷し麺ってあまり好きじゃないんだよね。スープを掛けてほぐしてから食べるその行程が苦手なんだよ。つまり上手くほぐせない。それに「きしめん」は温かいに限るという先入観がある。なにをしてそうなったのかはわからない。ただ冷たい「きしめん」を食べたことがないからかも知れない。

 

そこでだ、器はそのままにして麺の上にだし汁をぶっかけるまでは一緒だが、その後、電子レンジでチンしてみたらどうなるだろう?と考え思い立ち行動につなげてみた。

 

結果は悲惨なものだった。きっと耐熱容器じゃなかったんだよね。器がクシャッとひしゃげ蓋は「きしめん」にはりついて、まるで圧縮袋の中で真空状態にある布団の様に無様な姿に変わり果ててしまった。

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オマケにだし汁がレンジの中に溢れかえり器の中にはもう殆ど残ってはいなかった。

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あわてて丼を用意し移し替えてはみたものの、その姿はただの茶色くなった麺。

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「大盛り冷しぶっかけきしめん」がタイトル変わり「温さが決めての汁なしきしめん」になってしまった。仕方がないのでそのまま食べてみたが、驚くことに麺がだし汁を吸収し薄味嗜好にとりちょうど良い塩梅で美味しく頂くことが出来た。皆さんも騙されたと思って無理やりにでもやってみて欲しい。いや、やってみろ。

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「なんで山?」息子、裏山初登頂

「オレさ、ずーっとこのまま家におるのもあかんと思うんやて」

と坊主がポツリとつぶやいた。

 

いよいよ、自立に向けて気持ちが傾きだしたか?

 

「でさ、もし山に行くなら連れてってくれへん?」

「え?どゆこと?」

「や、有給中にずーっと家にいても何のために有給を取ったのかもわからへんし勿体ないと思ってさ」

 

目下、有給消化中の坊主だ。あと2日半あるらしい。「半」ってのはなんだ?まぁいい。てゆーか、なんだそんな事か。家にいればいたで一人分、余分に経費が掛かりはするが、男が自分ひとりになってしまうのも寂しいのは事実。てゆーか、紛らわしい言い方をするんじゃねぇよ。

 

「なんで山?」

「一緒に走るよりは楽しいかと思って」

 

舐めやがって。楽しいだと?そりゃ確かに楽しくはある。ただ走ることもまた楽しい。問題はそこに行き着くまでだ。ランニングにしろ登山にしろ、最初に感じることは恐らく苦痛ばかりだろう。それを押して続けることによりその先にある楽しみが見いだせるというものだ。

 

「いいぞ。じゃ、取り敢えず裏山からな」

「なんmくらい?」

「標高か?200mちょっとだ」

「大したこと無いな」

今のうちに言いたいことを言わせておいてやる。ふふふ…。生まれてきたことを後悔させてやるぜ。

 

まぁ、登り始めは体力が有り余っているから余裕を見せていた。

「登りが楽な方がいいか下りが楽な方がいいか選べ」

説明しよう。山頂アタックにコースが2つある。ひとつは緩やかな迂回コース。ひとつは岩場登りの直登コースだ。登り下りとも迂回コースを選べば楽ちんだがそれでは自分が面白くない。どうせならば「ヒーヒー」鳴くところを見たいでしょ。直登コースは登りも下り、特に下りが大変だが、それではあまりにも可哀想過ぎる。というわけで何方かを選ばせてあげたというわけだ。ということで登りは直登、下りは迂回が選択されました。

 

「ねぇ、あとどれくらい?」

「あと3分の2ってところかな」

「マジ?まだ半分も行ってないの?」

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もう、死にそう

全ては計画通りだ。ヒーヒーフー、ヒーヒーフーと肩で息をしている。歩を進め何度か休憩を試みるが自分はといえば聞く耳持たずと先へ先へとずんずん進む。

 

「ごめん、先行って。オレゆっくり行くわ」

「それはいいけど、オレは待ってないからな。自力で下りてこいよ。下り口わかる?」

「ゔぇ~~~!」

 

遅れること約1分。優しいパパはちゃんと尾根筋で待っていてあげました。

「こりゃ、明日は筋肉痛だゎ」

「それが気持ちいいんだよ」

 

しかしながら山からの風景にはいたく感激したらしく、飽きもせずずーっと見入っていた。

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こんな近場で絶景が拝める場所があるだなんて想像もしたことがなかっただろう。そしてお決まりの「ハイジのブランコ」で遊ぶ。

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童心に帰り楽しめたらしい。

 

ついでに坊主にとって久しぶりとなる墓参りコースを選択。聞けば小学生の時以来だとか。

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将来の墓守りは期待できそうにないかも。



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〆の月見シェイクには全てが癒やされた

迂闊にも同居中の嫁が休業日だったことを忘れていた。とならば、あくまでもそれに気がついていないふりをして、尚且つ白々しく、

「台風の影響で雨かと思ってたら、なんか降らないみたいだな~。折角だから山登りにでも行ってこようかな~」

と試しに言ってみたら、満面の笑みを浮かべ

「ありがとう!」

と返ってきた。なぜ山に登るのかと問われ「そこに山があるから」と応えられるのは、心と経済に余裕があり、加えて精神力を兼ね備えた人間だけだ。多くは家庭からエスケープしたい人間ばかりだと身を持って確信する。

 

というわけで、我が人生に於いて二回目となる、通称「各務原(かかみがはら)アルプス」の最西端に所在する「三峰山(みつみねやま)」に向かった。正直、245mの低山だ。登って下りてではあまりにも芸がなさすぎる。山登りに芸が必要かどうかはともかくとしてだ、だったら、その南に位置する「尾崎権現山」をも含め、二山まとめて登頂してやろう、そうしよう。

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で、登るには登った


ここで後悔、先に立たずを知ることとなる。この山に関しては草花が枯れ果てた冬場に登ることをお奨めとする。草花に造詣は深くないが、おそらく「センダングサ」の仲間だろう。岐阜弁でいうと「ひっつきぼぼ」の仲間だ。大量の「ひっつきぼぼ」に急襲され、動けばチクチク、次第に痒さが止まらずでそれはもう村中大騒ぎよ。

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なんとか各務原公園墓地「瞑想の森」にまで辿り着くと布の裏表をひっくり返しとけして大仰ではなく殲滅作戦に30分も費やしてしまった。

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急激にモチベーションが下がる。

 

気を取り直していよいよ「三峰山」に挑もうではありませんか。ただ登るだけでは面白くない。直登してしまえば「あっ!」という間に登れてしまう。だって、たかが245mの山だもん。然らば前回もご挨拶させて頂いた「山神さま」に今回もご面会を賜わろうではありませんか。

 

今年も「山神さま」は泰然自若とそこにおんさった。

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新しくサカキが祀られているということは何方かがコマメに面倒を見ていらっしゃるということだろう。2つ有るうちの一方の頭が下がります。もう一方は初めから下がってます。そして如何にも素敵な竹林を経由していよいよ山頂アタックです。

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山頂は案の定、貸し切りだった。360度を超える380度のパノラマを独り占めする気分をあなたにもチェルシーの様に分けてあげたい。金華山もその上に鎮座まします岐阜城も丸見えだよ。

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ほら、よーこのマンションまで丸見えだ。誰だよ、よーこって。

 

ヤマメシはいつもが如くカップ麺だ。

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ただ、「カップヌードル」の文字に踊らされ買ったは良いが焼きそばだって?「カップヌードル」って焼きそばも出してるの?まぁ、美味かったから文句のひとつもない。ただし、騙された立場としては少々、気分が悪い。気分転換にノンアルでかんぱ~い!

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いつもの様に下山しての帰り道にはスイーツだ。時間が押していることもあり、手っ取り早く猫も杓子も月見月見の「月見シェイク」にしておいた。

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相変わらずダイソン並みの吸引力が要求されたが、和風テイストのアダルティーなきな粉風味は甘さ控えめで、滅多にこの店の商品を褒めることがない自分だがこれだけは全力で褒めてやろう。

 

そういえば「ほっともっと」で月見弁当ばかりを食べていた石田くんは今頃どこで何をしているのだろう。まだ生きてるのだろうか?

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キッコーマン豆乳飲料「すいか」のその後

すっかり忘れていたが思い出したかの様にそろそろお披露目しよう。正直、暇に飽かしてiPhoneのカメラロールを眺めていなかったら忘却の彼方へ置き去りになるところだった。

 

先日、というかけっこう前になる。宅の坊主に頼まれた調整豆乳を買い求めにゲンキーに行った時の話だよ。賢明な読者諸君であったらきっと覚えておられることだろう。その時に見つけた豆乳三兄弟の話だ。

 

「焼きいも」「ブラックチョコ」「すいか」の3つだ。

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他にも多々あったが、自分のお眼鏡にかなったのがこの3つということだ。※実際には30種類ばかりあるらしい。「モンブラン」と「チーズケーキ」と「きなこ餅」が気になる。

 

この3つの中で、「ブラックチョコ」と「すいか」には容器の左上部に「シャリシャリアイスにも」と書いてあった。

 

ん?凍らせてから食べろってこと?なかなかおもろいやんけ。未だかつて牛乳だろうが豆乳だろうが乳というものを凍らせて食したことがない。ましてや生身の乳など尚更ない(既製品のアイスクリーム等は別です)。それに何方かといえば自分は尻フェチだ。あ、脱線すますた。

 

それじゃあ、凍らせてみようじゃないの、と「すいか」を冷凍庫に入れておいた。翌日となり、こりゃ楽しみだと冷凍庫を覗いてみると、入れたはずの「すいか」がない。

 

「あれ、ここに入れておいた豆乳は?」

同居中の嫁に訊ねると、

「十分に冷えてたから冷蔵庫に移し替えておいた」

とのたまった。

 

「ちゃうって。凍らせておいたの。凍らせて食べるの」

「ふーん」

 

「ふーん」かよ。想像もしないことが冷凍庫で起こっているのならば、先ずはその状況を把握するために犯人と思しき人間に当たってから行動に移せよ。仕方がないのでまた冷凍庫に入れ直し翌日に期待した。

 

さて、二日がかりで凍らせた「すいか」はなんぼのもんじゃい。

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パッケージにハサミを入れ、洋服を引っ剥がす様にに力ずくでムキムキすると、あれ?なんか想像と違うぞ。

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「すいか」というからには真っ赤なカラーリングを想像したのに、出てきたのは豆乳候な白だった。まぁいい。問題は味だ、味。大胆に最上段からかぶりつく。

 

か、硬い。歯が歯茎にめり込みそうに硬い。仕方がないから前歯でカリカリ削りながら舐める様に食べてはみたが、余りも少量過ぎてダイナミックな味には到底行き着かない。そうこうする内に周りからどんどんと溶けてゆく。既に手はベタベタ状態だ。それでも何度かチャレンジするうちに、なんとかかじりつくに至る。

 

何度か咀嚼して味わいを確認しようと試みるも、まるで豆乳の風味が感じられない。すいかの風味にしても独特の甘みが少ない様に感じられる。これは「すいか」というより「きゅうり」だ。随分と期待していただけにそのショックは大きかった。先程のパッケージに書かれた文字を読み返してみる。

 

「シャリシャリアイスにも」。確かにそうはなるが、そこに「美味しい」とか「食べやすい」の文言は一文字も入っていないよね。まぁ、何にせよチャレンジしてみないと判らないこととして皆さんの参考にして頂ければ幸いに存じます。つーか、誰かやれよ。

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「富有柿ソフトクリーム」からの~「城ヶ峰(じょうがみね)」登山でカロリー消費

「肉のはせ川」でトレーニングジムさながらに顎の筋肉をパンプアップさせた後はクールダウンと参りましょう。しかし、肉を咀嚼するだけで額から汗が吹き出すとは想像もしたことが無かった。カロリー摂取をしながらカロリー消費を同時にこなす。なかなか画期的じゃないか。「『肉のはせ川』式トレーニング法」で本にでもしたろかしゃん。

 

向かった先はわざわざ北へ11km、道の駅「織部の里もとす」です。ゆーてもほぼ自宅方面だけどね。お目当ては「富有柿ソフトクリーム」だが、昨年初めてここで食べてから毎年の様に楽しみにしている。はい、2年目なのであくまでも「毎年の」「様に」です。ソフトクリームに富有柿のエキスを混ぜているだけでなく、富有柿をジャムにして凍らせフレーク状にしソフトクリームの中に忍ばせてある。因みに冒険をしない次女はここでも「ミルクソフトクリーム」だ。結婚相手はきっと公務員を選ぶだろう。

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その日のカロリーはその日の内に消費するのがダイエットの基本だが、この日(日曜日)は午後になっても天候が回復せず、その気もやる気もなにもかも消え失せた。では、翌日がんりましょう。おやすみなさい。

 

ー 明くる日 ー

長女をいつもの様に学校まで送り足早に帰宅すると用意を済ませカブにまたがる。いつもの裏山ではなく、そのお隣にある「城ヶ峰」を攻める為だ。この山の麓に「城田寺城」と呼ばれる城があったとかなかったとか。よって後ろにそびえる山が「城ヶ峰」と呼ばれる様になったとかなかったとか。ここまで来てなんだが読み方は「じょうがみね」に「きだいじじょう」で、「城田寺」こそここの地名だ。

 

登るの2回目なんだけどね、以前のことは全く覚えちゃいない。どんな山だったかどんな形状をしていたかだとか全てすっからかんに忘れてしまっている。よってフレッシュな気分で登ることが出来た。ところで、登山口まではカブだと12分で来られる。裏山までは1kmしか離れていないしちょっとした登山にはなかなか良い住環境じゃ内科小児科泌尿器科

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今日もお供はおにやんま君

 

つーか、こんなに険しい山だったっけ?のっけから急登に次ぐ急登であっという間に心臓はバクバク、顔汗ダーダー、山頂に到達した頃にはふくらはぎが悲鳴を上げていた。

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わかりにくいけど急登です

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落ちたら死ぬところ。でも登り下りする超人あり


山の高さは288mとがっかりとする程の低山だが、「峰」と付くだけあって縦走はアップダウンの繰り返しにより累計標高は500mを優に超える。登山トレーニングには良い山だ。

 

弁当を持参して来たので山頂で頂こうかと思っていたら、早くもナチュラルスキンヘッドの先客がおりワンちゃんと一緒にランチタイムを楽しんでいた。狭いスペースなので居所もなく、仕方がないので自分はランチを断念し場所を譲ってやった。その代わりと言っちゃなんだが撮影をお願いしていつものバックショットを決める。

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山の全景

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この山にもトンネルが通る

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下山するとカブを走らせ朽ち果てたJAの休憩施設にたどり着く。少々、テーブルと椅子をお借りしますね。余った材料でテキトーに作ったチャーハンとから揚げは何処のものだが冷蔵庫に眠っていた既製品だ。チャーハンは自分でいうのも何だが美味かったけれど、から揚げは最悪だった。残さず食べたけど。

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おまけ

youtu.be

 

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